【選手名鑑】ヌっ、ヌエストラセニョーラデファテマ高校!? 外国人選手の長~~い出身校名を“超訳”してみた
エスコバーは“ベネズエラの名古屋”出身?
まず「インスティテゥト」はスペイン語で「教育機関」。日本語だと「学院」のようなニュアンスか。続いて「ディオセサノ」は「教区の」。教会の行政範囲のことだ。そして「バルキシメト」は地名。ベネズエラで人口4番目の都市だという。これらを踏まえて“超訳”してみた。
「名古屋教区学院高校」
日本で人口4番目の都市といえば、東京23区部、横浜市、大阪市に次ぐ名古屋市だ。バルキシメト=名古屋。とたんに親しみがわく。名物の“キシメト”がうまそうだ。
インスティテゥト・ディオセサノ・バルキシメト高の部活終わりに食べた懐かしの味(妄想です) 【イラスト:カネシゲタカシ】
おそらくだが、これはデスパイネ(元ソフトバンク)らを輩出した名門「マヌエルファハルド国立体育大学」と同一ではないだろうか。翻訳による表記のゆれと思われる。いずれにせよ人名がついた大学という意味では「北里大学」や「津田塾大学」に近い。ていうかもう「コマンダンテ・マヌエル・ピティ・ファハルド体育大」、略して「コマ大」で良いだろう。駅伝強そう。
実は日本の学校名も大差はない?
ちなみに日本で最も長い高校名は「金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校」だという。石川県の超進学校で、残念ながらプロ野球に出身者はいない。野球部は平成の30大会で1勝30敗と県内ワーストだそうだ。いつかここからメジャーリーガーを輩出し、MLBの選手名鑑編集者を大いにびびらせてほしい。