とにかく操作性がいい!ダンロップ「スリクソン ZX7 Mk II ドライバー」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、ダンロップの最新「スリクソン ZX7 Mk II ドライバー」の特徴や試打した印象について詳しく解説していただきました。

スリクソン ZX Mk II ドライバーシリーズについて

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ZX Mk II シリーズのドライバーはヘッドが3モデルあります。ZX5 Mk IIとZX5 Mk II LSは通常販売されていますが、このZX7 Mk II は限定モデルです。

ZX7 Mk IIの特徴

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前作採用されていたREBOUND FRAMEというテクノロジーが、今回はREBOUND FRAME Mk IIというかたちでさらに進化して搭載されています。

フェースをたわませて、フェース周辺・フェース折り返し部・後方ボディで異なる剛性を高めて、4つのエリアでサンドイッチ構造にすることで、効率よくボールスピードを生み出すテクノロジーです。

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他の2モデルのヘッド体積が460ccなのに対して、ZX7 Mk IIはそれより10cc少ない450ccでより操作性を重視した設計になっています。小さくすることで、適正な重心距離を作っているのだと思います。

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ウェイトの搭載位置も違います。ZX5 Mk IIはヘッド後方にウェイトがあり、ミスに強く球も上がりやすい仕様です。

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ZX5 Mk II LSは、ヘッド前方にウェイトがあり、浅く低い重心で低スピンの弾道を打ち出す設計になっています。

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ZX7 Mk IIのウェイトはトゥ側とヒール側の2箇所に付いています。2つのウェイトを入れ替えたり別売りのウェイトでチューニングできる仕様になっています。アジャスト性能をより高めて、自分の好みにあった操作性を作ることができるクラブです。

ZX7 MkII 試打した印象

他のZX5 Mk II・ZX5 Mk II LSと比較すると、操作性がとても良くて大好きです。

ZX5 Mk IIは直進性を重視したモデルで、ZX5 Mk II LSはさらにスピンを減らして、ヘッドスピードの速い人、飛距離ロスを減らして前に飛ばすような設定です。ZX7 MkIIは、フェースを使ってボールをコントロールできるため、フェースローテーションが大きい私にはとても振りやすかったです。

正直、一発打って「これだ!」というくらい、ZX5 Mk IIと挙動が違います。ヘッドが動いてくれる分、曲がるリスクは増えるかもしれませんが、私は気持ちよく振ってそのとおりにヘッドが動いてくれるので、ZX7 Mk IIの方が良かったです。

ZX7 Mk II おすすめユーザー

直進性が高いドライバーが主流になっている中で、操作性重視のクラブがあるのはすごくうれしいです。

真っ直ぐ飛ぶクラブが全員にやさしいわけではないと思います。合う合わないは打ってみないと分からないので、ぜひ一度手に取って確かめてほしいです。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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