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初速がすごい！プロギア「RS JUST シリーズ」ドライバー3モデル

スポナビGolf 2022年8月8日 17:00

【スポナビGolf】

今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、プロギア2022最新モデル「RS JUST シリーズ」のドライバー3機種を試打・解説していただきました。

RS JUST シリーズ：ドライバー3モデル

【スポナビGolf】

プロギアのRSシリーズは、主にツアープロ、アスリートに向けたシリーズです。今回、ドライバーは3種類発売されました。

まず、スタンダードの「RS」。　　　　　　　　

【スポナビGolf】

少し逃げ気味でしっかり叩いていける、つかまりを抑えた「RS F」。

【スポナビGolf】

少しつかまり性能を高めて、しっかり右に逃がさないようにしてくれる「RS D」。

RS JUST シリーズ：ドライバーの特徴

【スポナビGolf】

今回の「JUST」というブランド名が意味する、象徴的なテクノロジーである4点集中フェースが搭載されています。フェースセンター・重心点・最高のCT点・最大のフェース面のたわみ点を全部真ん中に持ってきたテクノロジーです。

それぞれの数値は基本的に大事で、4つの数値を追求すると点がバラバラになりがちです。そこを緻密な計算で数値をしっかり高めながら、フェース中央に揃える難しい設計になっています。4点集中フェースの点で打てば、一番効率よく飛ばせるということです。

4点集中フェースのもう1つのメリットは、ミスした場合予測が付くということ。つまり、扱いやすいクラブに仕上がっているのです。

RS JUST ドライバー：3モデル打ち比べ

【スポナビGolf】

RSのスタンダード・RS D・RS Fの3モデルを試打しましたが、今回のRS JUST シリーズの3モデルのポジションはRSに近寄ったかなという印象です。

スタンダードモデルのRSは、少しだけつかまるという味付けになってます。実際に飛んで行く弾道は、過去のモデルより明らかにボール初速が速く感じます。4点集中フェースのおかげなのか、過去モデルより飛ぶようになったという印象です。

RS ドライバー（2022）

【スポナビGolf】

RS Fは確かにつかまりを抑えてますが、極端につかまらないという感じではないです。しっかり叩いてもフックは来ないけど、極端にミスったら右にブワッと逃げていくような球は出づらいです。過去モデルよりミスが少なく、やさしくなった印象があります。

RS F ドライバー（2022）

【スポナビGolf】

対するRS Dは、思い切り叩きにいってもブーメランのようなフックにはならず、左には出るけど､そのまま真っ直ぐ左に飛んでいくような印象です。過去モデルより極端なフックが出にくくなったように感じます。そのような点から3モデルが近寄った印象を受けました。

RS D ドライバー（2022）

【スポナビGolf】

それぞれのヘッドの性能を活かすために、シャフトもそれぞれのヘッドに合わせて専用に設計しています。右に逃がさないRS DやつかまりすぎないRS Fは、シャフトの効果も大きいのかなとは思います。

RS JUST ドライバー：おすすめユーザー

RS JUSTのドライバーの純正シャフトを使う場合は、ヘッドスピード42〜43m/sの人が最大の飛距離を出せるでしょう。ぶんぶん振れるようなツアープロに近いようなヘッドスピードを持ってる人は、カスタムシャフトも試してみるとよりこのヘッド性能をいかせると思います。

ヘッドスピード42〜43m/sの人が、3本を打ち比べて試してみてもの足りないと思ったら、カスタムシャフトを考えても良いと思います。標準シャフトは非常によくできているので、メチャメチャ振れる人以外は純正シャフトを試してみてはいかがでしょう。

RS ドライバー（2022）

【スポナビGolf】