キャディバッグをネットで購入!?サイズや形状、収納力の違いは?

Gridge(グリッジ)

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こんにちは、ライターのとやです!

そろそろ新しいキャディバッグが欲しいなぁ、と思っているんですが、キャディバッグのサイズや形状の見方って皆さんご存知ですか?

最近ではインターネットでキャディバッグ購入を検討しているゴルファーの方も多いと思います。そんな時、サイズや形状を間違えないように購入したいものですよね。キャディバッグはただ「ゴルフクラブを入れるもの」というだけではないんです。

キャディバッグの選び方をいろいろな角度から徹底解説してみました。

※リンク先は外部サイトの場合があります

キャディバッグのサイズの見方をチェック!

「キャディバッグ○型」と表記してあるものがサイズで、キャディバッグの大きさを表しています。

中には7.5型というスリムなものから10型以上の大型のものまで。

このキャディバッグのサイズは何を表しているのかと言いますと、キャディバッグの口径を表しています。

例えば9型のキャディバッグならば「キャディバッグの口径が9インチ」と読み替えることができるわけですね。

型の数字が小さければスリムに軽く、そして容量が小さくなります。大きくなるにつれて重く、大型になってくるんです。

キャディバッグには仕切りの種類がある

キャディバッグの中をのぞいてみると仕切りがあることに気付きます。

ゴルフクラブを中で整頓できるように、キャディバッグには仕切り板が設けられているんです。

一般的なのが4分割、5分割、6分割の仕切りのものです。もちろん4、5、6分割の種類が多いだけで、他にもたくさんのキャディバッグがあります。

キャディバッグの中には14分割に分かれているアイテムも。

ゴルフクラブが14本までと決められているので、すべてのクラブを1つの仕切りごとに分けて入れられるようになっています。

7.5型の小型のキャディバッグはどんな感じ?

キャディバッグの選び方では、サイズ感と実際の使用感が非常に大切。

小型の7.5型でも14本のゴルフクラブは入ります。しかしけっこうギリギリで、大きなヘッドカバーをいくつも付けているのならば止めたほうがいいかも。

そしてカッパ(雨具)やシューズなどを入れようとすれば、正直厳しいと言わざるを得ません。

クラブや小物のみを入れて、他のシューズや雨具などは別のバッグに入れて持ち運ぶならば7.5型は便利です。

ただ小型でスリムなだけ、非常に軽くて持ち運びやすいんです。練習場はもちろん、家の玄関に設置するにしても幅を取りません。

容量は確かに少ないのですが、小型、軽量、スリムと三拍子揃ったメリットがあります。

ちなみに購入する時も比較的安価なものが多いのも特徴ですね。

9型以上の大型のキャディバッグはどんな感じ?

9型を超える大きなキャディバッグになると、容量に余裕が出てきてクラブを楽々収納できます。

小さなキャディバッグだと、ネオマレットタイプのスペースを圧迫するパターを入れる時に気になってしまいますが、9型以上ならば気にならなくなってきます。

そしてカッパやゴルフシューズなどを入れるポケットも充実していますので、収納力は抜群です。

キャディバッグにシューズや雨具などいろいろ詰め込んでおきたい人は、9.5型以上のサイズがおすすめです。

ただ容量が大きい代償として、やはり邪魔、重いというデメリットもあります。

玄関に置いてもスペースを圧迫。練習場へ行く時には重いバッグを持ち運ばねばなりません。

練習場だけのためにクラブケースを購入して使っている人もいるほどです。

こればっかりはなかなか両立できないポイントですよね。

キャディバッグの口径、サイズの種類は?

キャディバッグは口径でサイズが決められていますが、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11型までのサイズがあります。

0.5インチ刻みでサイズ展開されており、キャディバッグは細身で軽量コンパクトな7型から9型〜9.5型までのサイズが主流になっています。

「型」というサイズ表記はキャディバッグの口径を表しています。

1インチは約2.54センチです。ということは10型の大型キャディバッグになれば直径約25センチにもなります。

キャディバッグの一般的な重さはどれくらい?

キャディバッグの重さは、一般的なもので3キロから4キロ程度のものが多くなっています。超軽量と言われるキャディバッグには3キロ以下のものもありますが、作りが少し頼りないものも。

やはりゴルフクラブを最大14本入れて持ち歩こうとするものなので、多少の強度はあったほうが安心感があります。

ただクラブが少ない方やハーフセットの方は、超軽量の小さなキャディバッグで十分なケースもあります。自分の持ち歩くクラブの本数と相談して重量を決めてもいいでしょう。

反面大きく頑丈なキャディバッグはどうしても重くなってきます。その分頑丈でポケットなどの収納も抜群なのですが、手引きカートや担ぎプレーのゴルフがメインの場合には、ちょっと大きさと重さがネックになるケースもあります。

キャディバッグを重さで選ぶ時に大切なのは、自分がどのようなゴルフをするのか確認することでしょう。人にとってのベストはあなたにとってのベストとは言い切れないからです。

カートのみのプレーなら大きなカートバッグでも問題ありませんし、クラブが少なくて担ぎや手引きカートのプレーが主流なら、超軽量のキャディバッグを選んで、持ち運びの利便性を考えたほうが快適なプレーができますよ。

キャディバッグの色は何を選ぶ?

キャディバッグは用量や使い勝手以外にも、デザインや色も大切なポイントですよね。

なんとなくかっこいいおしゃれなキャディバッグがカートに詰み込んであると、かっこよく見えるものです。

キャディバッグのデザインは本当にたくさんあってシンプルなものから、派手な柄が入ったもの、キャラクターがデザインされたものなどあって、目移りしてしまうのではないでしょうか。

基本的にキャディバッグは自分の好きなデザインのものを選べば大丈夫です。

キャラクターの入ったデザインや、総柄の派手なキャディバッグはおしゃれなゴルフ女子や20代〜30代、40代くらいまでの人に人気のあるデザインです。

ただ若い人でもシンプルなデザインを好む人もいますし、年配の方でも柄の入った派手なデザインを好む人もいます。

通常のファッションでは、年齢に応じて「相応」と呼ばれる色やデザイン選びが存在しますが、ゴルフのキャディバッグにはそれがありません。

年齢や性別を気にせずキャディバッグを選べるのは、ゴルフというスポーツならではですね。

一般的によく選ばれているのはブラックやネイビーなどのシンプルなデザインのものは男性が多く、女性の場合はネイビーやホワイト、キャラクター、柄などのデザインが好まれる傾向にあります。

白いキャディバッグはスタイリッシュで、どんな年代の人にもしっくりきます。汚れやすさに目をつぶれば白いキャディバッグはおすすめですよ。

キャディバッグの値段は? 中古でも大丈夫?

キャディバッグは、ノーブランドのお値打ちなものなら1万円前後から、高いものでは5万円以上するものまで。

サイズやブランドによって変わってきますが、それでも3万円から4万円くらいのものが主流でしょうか。

過去の数字の入った“〇〇年モデル”などの型落ち品と言われるものなら、アマゾンや楽天などの大手通販サイトを見ても、新品で1万3000円くらいのものが最安値です。

しかしさらに安くキャディバッグを手に入れたいと思った時、中古で手に入れるという選択肢もあります。

キャディバッグはクラブなどと違い、ゴルフのプレーに直接影響を及ぼすものではありません。

そのため見た目を気にしなければ多少古くても問題ないんです。もちろんキャディバッグのドレスコードなどは規定されていませんので、一般的なものであれば形状や色などを気にせず選んでも大丈夫。

しかしモノを選ばなければ、中古の激安キャディバッグならリサイクルショップなどで5000円程度で販売されているものも。

見栄えを重視するか、それとも浮いたお金でクラブやボール、ラウンド費用に回すかはあなた次第ですよ。

キャディバッグのフードは取り外す? 取り外さない?

キャディバッグについているフードは、最初は皆さん付けたままの方が多いのではないでしょうか。

このフードは取り外しができるようになっていて、もし邪魔ならば取り外してしまっても大丈夫なんです。

例えばぬいぐるみなどのかわいいヘッドカバーがたくさんついている人では、どうしてもフードの部分がボリューミーになってしまって、フードのジッパーが閉まらない……なんてケースもあるんですよね。

キャディバッグのフードはボタン(ファスナー)で取り外せるようになっていますので、もし邪魔に感じているようでしたら取り外しても何の問題もありません。

また長尺パターや中尺パターを使っている人も、フードが閉まらないので取り外している人が多くいます。

最初から付いているから、と言って必ず付けなきゃいけないものではないんです。邪魔ならば外してしまいましょう。

キャディバッグの中筒って必要なの?

キャディバッグのクラブを分ける中筒というものが売られています。これはクラブを1本1本分類して入れられるアイテムで、量販店などでも販売されているのを見かけますよね。

クラブ同士を入れる時に中でグリップが引っかからず、非常に機能的で便利なのが特徴です。

ただこの中筒はクラブを引き抜く時に、グリップのゴムの摩擦によってクラブと一緒に抜けてきてしまうんですよね。

いちいちクラブを出す度に、クラブと一緒に中筒がついてきたら面倒なんですが、この中筒のお悩みを解決してくれるのが結束バンド。

結束バンドで中筒を数本連結しておくと、クラブを引き抜く時に一緒に抜けてきませんのでおすすめなんです。

結束バンドを中筒の外側に締め込みが来るようにすれば、グリップをバンドで痛める心配もいりません。

ただこの中筒、一部のキャディさんには不評のようです……。

収納力を調査 カート型は大容量

カート型とは、キャディバッグの底が平らになっており、直立するタイプのものです。

頑丈でポケットもたくさん付いていますので、収納力はこちらが上。

ただ重くなりがちなので持ち運びには軽量タイプよりも少し分が悪くなります。ゴルフシューズを入れる大きなポケットも付いています。

現在主流になっているカートでのプレーならば、まったく問題ありません。

アマチュアゴルファーの多くがこのカートタイプのキャディバッグを使用しています。

種類やデザインもたくさんありますので、好みのデザインのアイテムを見つけやすいのもメリットですね。

ちなみにツアーモデルとして使用されているのはこちらのカート型がほとんどです。

収納力を調査 スタンド型は持ち運びが便利

スタンドタイプは文字通りキャディバッグにスタンドが付いていて、斜めに立てることができます。

担ぎでプレーする学生ゴルフの場合は、こちらのスタンドタイプが主流になっていますね。

担ぎでプレーする人にとっては、学生でなくてもスタンド型で背負うベルト付きのキャディバッグが必須です。

収納力はスタンドがついている分だけ少なく、スタンドがついているほうは収納がありません。そのためゴルフシューズが入るような大きなポケットはないので注意。

カートにキャディバッグを乗せてプレーもするけれど担ぎのラウンドも行くというゴルファーは、スタンドタイプが持ち運びやすいのでおすすめです。

収納力ではカートタイプに劣りますが、持ち運びの利便性はスタンドタイプが上です。

キャディバッグの素材の選び方を見てみよう

キャディバッグの素材にはいろいろなものがありますので、ここでちょっと確認しておきましょう。

ポリエステル、ナイロン、エナメル、本革、帆布などいろいろな素材に分かれます。

まずは本革から。

本革の特徴は、使い込めば使い込むほど味の出る素材で、手入れさえすれば古臭さを感じさせないことです。むしろ革のエイジングによってツヤや日焼けによる自然な変色などが出てきて高級感すら漂うものも。

ただ本革は日々のメンテナンスが難しく、濡れてしまえばシミになったり、レザーオイルを塗らないとひび割れてしまうなど取り扱いが難しい素材です。

また他の素材よりも傷付きやすく、ゴルフクラブやカートへの積み下ろしで傷付けてしまいやすいんです。

ゴルフでは雨に濡れることも十分考えられますので、お手入れに手間をかけられるかどうかが本革のキャディバッグを選ぶポイントです。

ポリエステルやナイロン、エナメルについては、ツヤツヤの素材が好きなのか、織り模様があるほうがいいのかなどで選んでも大丈夫です。

ポリエステルやナイロンはサラッとした表面で水をはじいてくれる素材です。多くのキャディバッグがポリエステルやナイロンの繊維で織った生地を採用していますね。

エナメルのキャディバッグもたくさんあって、野球やサッカーなどのバッグに使われているツルッとした、表面にツヤがある素材が特徴です。

どれも手入れにかかる手間などに差がないので、質感重視で選んでみましょう。

1つ注意したいポイントが、白い素材のキャディバッグは使い込んでいくと汚れが目立つようになってくることです。

キャディバッグはなかなか洗濯がしにくいので、汚れが気になる! という方は白よりもダークカラーのキャディバッグを選ぶといいでしょう。

最後に帆布素材のキャディバッグを見てみましょう。

テント地のような強い布でできたキャディバッグで、手触りや質感が気持ち良い素材です。見た目にも高級感があり、所有欲を満たしてくれる素材とも言えますね。

ただ水濡れに弱く、中まで水が入り込んでしまうとカビが発生してしまうこともあります。また汚れも付きやすいので、本革同様に手入れが少し大変なのはデメリットです。

キャディバッグは車のトランクへの収納も大事

キャディバッグを購入する時、車のトランクにちゃんと積めるかどうかも大切なポイントです。そこでキャディバッグの入れ方や積み方もあらかじめ確認しておくといいでしょう。

メーカーによっては、キャディバッグの車への積み方を説明してくれているところも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ゴルファーにとって一番うれしいのは、車のトランクに横に向けて積み込みができることです。しかしファミリーカーなどではタイヤハウジングの出っ張りが邪魔をして、キャディバッグを横にして積み込めないケースも。

またキャディバッグのサイズによっては、複数のキャディバッグを積むのが非常に苦しい場合も。

キャディバッグのサイズは車選びにまで影響を及ぼしてくるとは、ゴルフをしていなければ思いもつかないポイントですよね。

キャディバッグのサイズや形状をプレースタイルで決めよう

キャディバッグは、結局のところゴルフクラブやゴルフの小物が入ればいいわけなので、どちらがいいというものではありません。

よく行くゴルフ場が担ぎならば小さめのスタンドタイプ、持ち運びよりも収納力を取るならば大型のカートタイプとプレースタイルによって決めていきましょう。

あとはたくさんあるデザインやブランドから選ぶだけ。キャディバッグって練習場やゴルフ場の積み下ろしの時、結構みんなに見られてますからね。

自分なりのこだわりを持って選んでみましょう。

こだわりのキャディバッグで周りと差を付けちゃおう

キャディバッグには口径や仕切りでなどたくさんの種類があるのがわかりましたね。

またデザインやブランドもたくさんありますので、自分のこだわりのキャディバッグを使ってみてはいかがでしょうか。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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