5月25日、バンテリンドームで行われた中日と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、2対1で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武の先発・與座海人投手は初回、先頭打者の岡林勇希選手にいきなり三塁打を打たれると、続く鵜飼航丞選手の犠飛で先制を許してしまう。しかし直後の2回表に山川穂高選手が第15号ソロを放ち、すぐさま同点に追い付いた。

　2回裏以降、両者ともになかなか安打が生まれず迎えた5回表、愛斗選手が安打で出塁すると、古賀悠斗選手の犠打で2塁に進む。すると川越誠司選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

　與座投手は5回裏に一打逆転のピンチを迎えたが、最後は鵜飼選手をフライに打ち取り得点を与えず。6回裏も3者凡退に切って、リードを守り抜いた。7回裏は水上由伸投手がランナーを背負うも無失点に。8回裏は平良海馬投手が3人で仕留めた。最後は増田達至投手が締めて試合終了。

　勝利した埼玉西武は、先発の與座投手が6回87球3安打1失点の好投で試合をつくると、リリーフ陣も無失点でつないだ。打線では、山川選手が5月8日以来の本塁打を記録。勝ち越しの適時打を放った川越選手は、2試合連続でマルチ安打の活躍を見せた。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０１００１００００ ２
中 １００００００００ １

西 ○與座海人-水上由伸-平良海馬-S増田達至
中 ●高橋宏斗-清水達也-ロドリゲス-R.マルティネス

文・北村彩実