ACL日韓対決、大邱FCが浦和の猛攻耐え0-0ドロー。「簡単な試合ではなかった」と指揮官

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【写真=韓国プロサッカー連盟】

4月24日、タイ・ブリーラムのブリーラム・シティ・スタジアムでAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)グループF第4節の浦和レッズ対大邱(テグ)FCが行われた。

試合は浦和が攻勢を強める一方的な展開となるも、最終的に0-0のドローで終了した。これで両チームともに4試合を終えて2勝1分1敗の勝ち点7。同節ではライオン・シティ・セーラーズも山東泰山に勝利し、2勝1分1敗の勝ち点7で並んだため、当該チーム間の対戦成績によって、浦和が1位、大邱FCが2位、セーラーズが3位となった。

試合後の記者会見には、大邱FCからアレシャンドレ・ガマ監督とチョン・テウクが出席した。大邱FCの会見の一問一答は以下の通り。

ガマ監督(左)、チョン・テウク(右) 【写真=韓国プロサッカー連盟】

―試合を振り返って。

ガマ監督「今日の試合でも勝利するために努力をした。浦和はやはり良いチームだったので簡単ではなかった。今日は選手たちが一生懸命プレーしてくれたことにとても満足しているし、感謝している。特に守備面で良い姿を見せてくれたので、全体的に試合の流れを持ってくることができたと思う。我々は勝利を望んでいたが、引き分けることになって惜しい気持ちがある。我々は次の段階に向けてより一生懸命頑張っていく」

チョン・テウク「監督からは試合前、今日の試合は浦和レッズとの初戦よりはるかに難しくなると伝えられた。実際、前半には集中力が乱れることもあった。それでも、時間が経つにつれて試合の流れを僕たちの方に持ってくることができた。監督が負けないサッカーをしようと言ってくれたし、選手たちもやり遂げたと思う」

チョン・テウク 【写真=韓国プロサッカー連盟】

―勝ち点1を獲得した。良いチャンスもあったがモノにすることができなかった。浦和の戦術変化にどのように適応したのか。

ガマ監督「浦和のスターティングメンバーに新しい選手が5人もいた。彼らはより速く、強く動くだろうと予想し、選手たちにも伝えた。試合序盤は選手たちが適応することに困難を感じていたが、時間が経つごとに選手たちが組織的に動いてプレーをした。選手たちが体力的に困難があったため、後半開始と同時に交代を進めた。選手たちが苦しい状況でも最善を尽くして一生懸命プレーしてくれたことが誇らしい。我々にとって今日の勝ち点がどれだけ重要であるかはわかっているし、1点を得ることができて嬉しい」

ガマ監督 【写真=韓国プロサッカー連盟】

―前半は(3バックの)中央、後半は右側で守備をしたが、そのような変化についてどう思うか。

チョン・テウク「選手として、監督があらゆるポジションで起用してくださることはとてもありがたいことだ。それだけ監督が選手を信じているという意味だと思っている。選手たちもやはり、監督の要求事項には従わなければならないと思う。信じてくれたことに感謝している」
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著者プロフィール

アジア初のプロサッカーリーグとして1983年に創設。現在はKリーグ1(1部リーグ/12クラブ)、Kリーグ2(2部リーグ/13クラブ)で構成。 最新ニュースはもちろん、ACL出場クラブや日本人選手たちの活躍なども紹介していきます。

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