スタート前に簡単にできる!ゴルフクラブを使ったストレッチ【Dr.stretch監修】
【Regina】
ハードな筋トレやレッスンはなかなか続けられなくても、簡単なストレッチを継続するだけで、スイングに重要な体の筋肉を伸ばし、スコアアップにつなげることができるんです。冬の間はインドアになりがちですし、寒さで体がぎゅっと縮こまり、凝り固まってしまいます。しっかりストレッチをすることで怪我も防ぐことができて一石二鳥。女性ゴルファーの皆さん、まずは、1日10分のストレッチからはじめてみませんか?
第4回目となる今回は、「冬ゴルフのスタート前に簡単にできる、身体を温めるストレッチ」がテーマ。そもそも、ゴルフほど、朝起きてからスタートするまでの時間が短いスポーツはほかにありません。とくに冬の間は、まだ日が出る前から家を出て、寒さに縮こまりながらスタートホールを訪れる……という方も多いはず。準備運動もせずにスタートしてしまえば、スコアが伸びないばかりか怪我につながる恐れも。朝イチからスムーズにスイングするために、効率よくストレッチするためのポイントを教えていただきました。
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【1】 ティーイングエリアでできる!肩回り、大胸筋、肩甲骨を効率よく動かそう
大胸筋は、筋トレを日常的に実施している女性にとっても、あまり鍛えるイメージのない筋肉かもしれません。実は、以前の記事でご紹介した三角筋に繋がる筋肉で、美しいトップを保ち、スイングスピードを高めるため使われる筋肉なのです。
このストレッチは、意識せずともゴルフ場でなんとなく実施している方が多いと思いますが、どの筋肉、どの関節に効いているかを感じながら動かしていきましょう。
ドライバー(長めのクラブ)を持ち、足は肩幅に広げます。肘を曲げず、頭の位置を変えないように注意しながら、頭上を通して背面に下ろします。肩を上げない(首をすくめない)ことが効率よく肩回りをほぐずためのポイント。【前後にゆっくりと10回】 【Regina】
〈画像左〉この位置まで手が動いてきたときに、【大胸筋】が伸びているのが実感できます。腰が反り返らないように注意。〈画像右〉肩甲骨が開いたり、閉じたりする動きを意識して。 【Regina】
【2】腰回りの可動域を広げて朝イチもナイスショット!
この動きもスタートホールで実施しているゴルファーを見かけますが、胸ではなく腰から動くことが重要。ポイントは、一度限界まで腰をひねった後、最後にひとひねり勢いをつけて“バウンド”して、より深く筋肉を伸ばすことです。待ち時間に簡単に出来るストレッチなので、ぜひ実践してくださいね。
クラブの両端を持ち、足は肩幅に広げて膝は緩め、アドレスの姿勢を取ります。背中は真っすぐ保ったまま、左右に腰をひねります。この時、限界までひねったところから勢いをつけ、“バウンド”するようにもう一段階さらに深くひねるのがポイント。【左右 合計10回】 【Regina】
【What's ストレッチ】高岡トレーナーに聞く!「どれくらいの時間、筋肉を伸ばせば効果があるの?」
今回は、「ストレッチの1ポーズ、どれくらいの時間伸ばすべき?」というギモンにお答えいただきました。高岡トレーナーの答えは?
高岡トレーナー「これまでのストレッチレッスンでも、“15秒×3セット”を基本にお教えしてきました。セルフストレッチ(静的ストレッチ)の場合、正しい姿勢を取り最低でも15秒、理想は30秒程度キープすることで、筋肉がしっかり伸ばせます。私たち『ドクターストレッチ』の店舗で行うペアストレッチの場合は10秒が基本ですが、これはペアで行うためにセルフストレッチに比べて強度が高いから。まずは、15秒キープを目指して頑張りましょう!」
教えてくれたのは…ストレッチ専門店 Dr.stretch 高岡珠々トレーナー
監修【ストレッチ専門店 Dr.stretch】
撮影/清水ちえみ 協力/ Dr.stretch
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