アーリング・ハーランドが4得点の活躍で、マンチェスター・シティはウルブスに5-1の大勝。1試合消化が少ない中、プレミアリーグ首位のアーセナルまであと1ポイントと迫った。

ノルウェー出身ストライカーは圧倒的なパフォーマンスを見せ、前半だけで2本のペナルティと見事なヘディングでシティでの9度目のハットトリックを達成した。後半にもハーランドは自身4点目を追加。その後ウルブスのファン・ヒチャンに1点を返されるが、フリアン・アルバレスが試合終盤に5点目を記録した。シティはこの5-1の勝利で、リーグ戦20試合連続無敗を達成している。

クラブのレジェンド、ダビド・シルバが2020年の退団以来初めてゲストとして戻り、試合前から盛り上がったエティハド・スタジアム。

試合開始後、シティはすぐに攻勢をかけ、10分にペナルティを獲得した。ベルナルド・シルバのクロスに対し、ヨシュコ・グバルディオルが素早く反応すると、ウルブスのラヤン・アイト＝ヌーリが衝突し、PK。ハーランドがこのチャンスを決め、シティがリードを手にする。

35分にはロドリが奪ったボールを受けたハーランドがバックポストでヘディングを決め2-0。さらに前半終了前には、VARで確認されたPKを担当し、ハットトリックを達成した。

後半7分、ウルブスはジーン＝リクナー・ベルガードのクロスからファン・ヒチャンが押し込んで1点を返したが、その後すぐにハーランドが4点目を追加。これでシティは3点のリードを取り戻した。

ハーランドはさらに5点目を狙い、アクロバティックなバイシクルキックも狙う。

最終的なゴールは彼の交代後、フリアン・アルバレスが決めた。アルゼンチン代表の若きストライカーは82分に交代でフィールドに入り、記念すべきシティ通算100試合目を自身のゴールで祝っている。