ハードヒッターが強弾道で飛ばせる浅重心設計 「テーラーメイド ステルス プラス ドライバー」
【ゴルフダイジェスト・オンライン】
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ソール前方にスライド式ウェイトを備える「ステルス プラス ドライバー」を試打
「ステルス プラス ドライバー」は、セレクトフィットストア限定発売のモデル。残念ながらGDOでは販売していないのですが、このコーナーではしっかり試打していきます! こちらのモデルは、ソール面にレール移動式のウェイトを搭載しているのが特徴です。
【ツルさん】
移動式ウェイトは弾道調整のための機能なんですが、フェース寄りにレール部と10gのウェイトが配置されていることで、ヘッドの重心が浅くなっているのが大きなポイントです。ハードヒッターから高評価を得た2020年の「SIM ドライバー」を彷彿とさせるモデルで、この浅重心タイプを待ち望んでいた人は多かったと思いますよ。
構えると、ステルスの他の2モデルとほぼ同じ印象。フェース角がスクエアで構えやすい 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
構えてみると、ステルスシリーズの他の2モデルとの差をほとんど感じません。アドレスビューはほぼ同じ。カタログを見ても、ライ角とクラブ長はシリーズで統一されているようです。
【ツルさん】
けれど、軽くワッグルして素振りをしてみるだけで、ヘッドの重心位置の違いを感じます。「ステルス プラス」は明らかにフェース側に重さを感じるのと同時に、すばやくヘッドを振り抜けそうな雰囲気があります。では、ホッシーから試打をどうぞ!
ホッシーの「ステルス プラス ドライバー」試打データ 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
打ってみると、3モデルのなかで一番ボールスピードが出ました! でも、飛距離に関しては「ステルス ドライバー」が勝っていました。「ステルス プラス」は、僕が打つとスピン量が少し多くなってしまいました。
【ツルさん】
ホッシーは、打ちにくそうにしていましたよね。標準装着されているシャフト「TENSEI SILVER TM50(‘22)」が合っていないようでした。それでスピン量が増えてしまったのかも。
【ホッシー】
そうなんです。他の2モデルに装着されている「TENSEI RED TM50(‘22)」のほうが打ちやすかったです。
ツルさんの「ステルス プラス ドライバー」試打データ 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
僕はホッシーとは逆で、「ステルス プラス」の標準シャフトのほうが打ちやすかったです(笑)。ヘッド性能だけで言うと、シリーズでいちばんスピン量が少ないのは「ステルス プラス」。中弾道のボールで強く前へ飛ばせるモデルになっていますね。もともとスピン量が少ない人には扱いにくいだろうけど、ハードヒッターが叩いたときには、このモデルがいちばん飛ばせると思います。
標準シャフトの「TENSEI SILVER TM50('22)」 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
もともと僕は低スピンなのですが、打ち出し角さえ確保できれば、問題なく打てそうでした。それにカーボンフェースのおかげなのか、サイドスピンが入りにくいように思います。適度な直進性もあって、決して難しいドライバーには感じませんでした。
【ツルさん】
ヘッドの重心が浅いぶん操作性がいいので、積極的にフェースターンしていくスイングのゴルファーであれば、球をつかまえやすく感じるかもしれません。けれど、そうじゃない人が使うと、球をつかまえにくく感じるモデルです。お世辞にもやさしいモデルとは言い難いですが、「ステルス プラス」は飛ばせるニオイがしますよ。ヘッドスピード45m/s以上のゴルファーなら検討してもいいでしょうね。
他の2モデルよりバックスピン量が少なく操作性が高い、ハードヒッターの上級者が飛ばしやすい性能。新フェースの恩恵か、左右ブレは少ない 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
■ 試打したクラブのスペック
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI SILVER TM50(‘22) ●硬さ:S
- テーラーメイド STEALTH ステルス ドライバー TENSEI RED TM50 シャフト:TENSEI RED TM50
- 27,040円
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- テーラーメイド STEALTH ステルス ドライバー SPEEDER NX60 シャフト:SPEEDER NX60
- 34,800円
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