前田 大然がダメ押し弾!リーグ首位を維持|セルティックFC

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【©CelticFC】

アウェイで相手を寄せ付けない圧倒的な攻撃でマザーウェルに4-0快勝

 スコットランドリーグの第25節、前節のダービーで首位を奪還したセルティックはアウェイでマザーウェルと対戦した。ダービーで凄まじい活躍を見せMOMに輝いた旗手と前田が2試合ぶりの先発復帰を果たした。

 試合はセルティックがボールを保持し、相手陣地内でプレーする場面が数多く見られ、ゲームの主導権を掌握る。

 均衡が破れたのは28分、左サイドでテイラーが浮き球のボールでスペースに走り込んでいた旗手にボールを入れると、旗手がワントラップからすぐに中央にクロスボールを供給し、逆サイドから走り込んでいたフリーのアバダが押し込んで先制に成功する。

 さらにセルティックの猛攻はここで止まらず、そのわずか3分後に得点したアバダから中央付近でパスをもらったロギッチがエリア外から狙い澄ましたミドルシュートでリードを2点に広げた。

 そして前半終了間際にもロギッチがリードをさらに広げる3点目を追加する。後方からのビルドアップの後、右サイドのフリースペースに走っていたアバダにボールが渡ると、そのアバダが中で待っていたロギッチにパスを配給。ロギッチがこれを冷静に流し込み、セルティックに3点目をもたらした。

2ゴールを記録したオーストラリア代表ロギッチ 【©CelticFC】

 後半もセルティックは攻めの姿勢を崩さず、マザーウェルにほぼ何もさせない圧倒的なゲーム展開を披露する。

 すると71分に、比較的日本の早い時間から応援してくれている日本のファンが待望していた瞬間が訪れる。前田が右のスペースを見事に抜け出しボールをもらうと、そのままドリブルでシュートまで持ち込む。このシュートは相手キーパーにブロックされ防がれたように見えたが、なんと空中に高く浮いたボールがそのままゴールラインを割りゴール。前田の執念でもぎ取った彼らしいゴラッソとなった。

 その後もセルティックは終始相手のゴールを脅かし続けるが、追加点を奪うことはできず。それでも内容と結果ともに圧巻のパフォーマンスで首位を確実にキープし、さらにはリーグ戦怒涛の6連勝を飾ったのだった。

ゴールを決め喜ぶ前田 【©︎CelticFC 】

2022年 2月6日(土)

ファーズパーク、マザーウェル

マザーウェル 0-4 セルティック

(アバダ 28 ロギッチ31 45 前田71)

スコットランドリーグ
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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