つかまる設計だけで選ばず試打推奨 テーラーメイド「ステルス HD ドライバー」
【ゴルフダイジェスト・オンライン】
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「ステルス」とソックリな見た目
今回は「ステルス HD ドライバー」を試打していきます。こちらはハイドローが打てるように設計されているモデルですが、パッと見た感じは「ステルス ドライバー」と見分けがつかないくらいソックリです。
構えると、つかまりの良いモデルには見えない。フェース向きがスクエアでとても構えやすい 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
上から見たときのヘッドシェイプがソックリだし、フェースアングルやライ角も「ステルス」とほぼ同じに感じます。念のためにカタログを確認しましたが、やはりライ角は「ステルス」と同じ設定でした。
ソール側をよく見ると、「ステルス」(写真右)に比べて重心がヒール側に寄っているのが分かる 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
ただし、よく見比べると、「ステルス HD」はソール中央部の盛り上がりや最後部のウェイト位置がヒール寄りになっています。ヒール寄りの重心設計にしてヘッドを返しやすくしているようです。では、そのヘッド設計どおりに球がつかまってハイドローが打てるのか、僕から試打してみます!
ホッシーの「ステルス HD ドライバー」試打データ 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
おや? ホッシーが打つと、あまり球がつかまっていないですね。むしろ「ステルス」よりも右に飛んじゃっています。
【ホッシー】
自分が思ったとおりにインパクトできない感じがして、打ち出しからボールが右に出るし、そのままプッシュスライス気味になりました。それでもよく飛んでいますが…。ツルさんも打ってみてください!
ツルさんの「ステルス HD ドライバー」試打データ 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
僕が打つと、ヘッド設計どおりのハイドロー弾道になりましたよ。「ステルス」よりも弾道の最高到達点が高くなるし、球をつかまえやすいです。バックスピン量は「ステルス HD」のほうが200〜300回転多くなりましたね。アドレスしたときには見分けがつかないくらい似ているけれど、いざ打ってみると“振り感”が全然違いますよね。
【ホッシー】
「ステルス HD」はスイング中にヘッドを感じにくくて、うまく打てなかったように思います。僕には断然「ステルス」のほうが球をつかまえやすかったし、結果も良かったです。
【ツルさん】
こういうことがあるから、ゴルフクラブは自分で試打してみないと分からないですよね(笑)。スイングとの相性があるので、この2モデルはぜひ打ち比べてみてほしいです。
スタンダードモデルよりも「HD」の方がやや球が高く、つかまりも良い。スイングタイプによって合わない場合がありそうなので、一度試打してみることをオススメする 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
試打したクラブのスペック
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI RED TM50(‘22) ●硬さ:S
マイクラブ情報
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Diamana TB 50 ●硬さ:S
ツルさん:タイトリスト TSi3 ドライバー
●ロフト角:10度 ●シャフト:VENTUS BLUE 6 ●硬さ:X
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