久保選手先発のマジョルカが残留争いを制する

マジョルカ
チーム・協会

【©︎RCDMallorca】

PK2本でカディスに逆転勝ち

ラ・リーガ第23が日本時間6日に行われ、マジョルカがホームでカディスと対戦した。17位のマジョルカと18位のカディスは、残留を掛けた熱い戦いを見せた。

 試合開始直後から、迫力のある試合を見せた両チーム。新加入のムリキをスタメン起用したマジョルカは、彼の高さを活かした攻撃で先制点を狙う。しかし、開始7分になるとカディスの新加入選手であるアルカラスに、スパーゴールで先制点を決められる。

 ハイプレスでカディスに余裕を与えないマジョルカは、連続した攻撃を見せる。19分になると、ペナルティーエリア内でチャンスを得たオリバンが、腕を引っ張られPKを獲得。キッカーのサルバ・セビージャが落ち着いてキーパーの逆をついて同点弾を決めた。

 マジョルカの熱い攻撃が続く中、先発起用の久保選手がロングパスを丁寧にとタップし、カットインしてシュートを放った。しかし、枠をぎりぎり捉えきれなかった。その後も、ムリキやアンヘルが決定機をつかむが、キーパーのナイスセーブやポストで決めきれず、同点のまま前半を終了した。

 後半開始後も攻撃を続けたマジョルカはチャンスを何度も作り、62分にサルバ・セビージャの顔にキーパーの膝が当たり、2本目のPKを獲得した。キッカーは素晴らしい試合を見せたムリキ選手。彼も落ち着いて決め、逆転を成功させた。加入後2試合目にして初ゴールを記録した。

 カディスも負けまいと攻撃を仕掛ける。しかし、マジョルカは最後まで守り切り、貴重な勝ち点3を手にし、差を6ポイントに広げた。

 2月の15日にマジョルカは、アトレティック・ビルバオする。久保選手や新加入のムリキ選手の活躍が期待される。

逆転ゴールを決めたムリキのゴールセレブレーション 【©︎RCDMallorca】

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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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