“○○そうなファンNo.1”で11冠を達成したのは個性豊かな関西勢 12球団ファンに聞くイメージ調査<総括編>
阪神ファンとオリックスファン、どちらも関西人気質が色濃くでている 【カネシゲタカシ】
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阪神ファンとオリックスファンで“11冠”達成!
まずは阪神がトップに輝いた6項目をご覧いただこう。
【スポーツナビ】
つづいてオリックスがトップに輝いた5項目を見てみよう。
【スポーツナビ】
ただアンケートを精査すると阪神ファンも「自虐ネタが大好きそう」だし、「強じんなメンタルを持ってそう」だ。思えば阪神も長い暗黒時代を経て今があるし、カーネル・サンダースの呪いも嬉々(きき)として話す。阪神ファンとオリファン、ノリは違えど根は同じ。両ファンが濃いというより、そもそも関西人が濃いのだ。
地方球団ほど女性にやさしい?
12球団それぞれにそれぞれの良さがあり、そこには地域の気質が影響しているようだ 【カネシゲタカシ】
【スポーツナビ】
そして「女性ファンの居心地が良さそう」では1位広島(27.83%)、2位日本ハム(14.33%)、3位ソフトバンク(12.12%)という結果に。地方球団ほど女性ファンに優しいのかもしれない。ちなみに本連載ではアンケート結果をもとに12球団ファンをイメージイラスト化した。ここでは「男性が多い」が優勢だった球団は男性を、「女性が多い」優勢の球団は女性をメインに描いている。ご参考までに。
結論。「ファンの気質≒地域の気質」である
たとえば地方球団ほど郷土愛は強い。しかし「熱狂」は必ずしもセットにならない。広島やソフトバンクは両方を兼ね備えるが、楽天や日本ハムは「熱狂的」よりも「おとなしい」が優勢となる。そしてこれらは“地域の気質”そのものだといえる。西に行くとにぎやかで、北へ行くとおだやかだ。阪神やオリックスは関西人気質だし、中日ファンは名古屋人気質だ。関東の球団も、やはりそれぞれの地域性が出る。
当たり前といえば当たり前だが、しばしばこの事を忘れる。たとえばSNS。素性のわからない他球団ファン同士のいざこざが後を絶たない。だがお互いの“気質”を手がかりに相手を理解し付き合えば、我々(われわれ)はもっと仲良くなれるのではないか。今回のイメージ調査はぜひそういうことにも役立ててほしい。
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