試打速報! テーラーメイド「ステルス」ドライバー3タイプの性能は?
【ゴルフダイジェスト・オンライン】
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テーラーメイドから発表された「ステルス」シリーズのドライバー3モデルを試打
テーラーメイドから2022年の新シリーズ「ステルス」が発表されました。ドライバーには3タイプが用意されていて、なんとフェース素材がカーボンになっています!! 今回は速報として「ステルス ドライバー」、「ステルス HD ドライバー」、「ステルス プラス ドライバー」をいち早く試打して紹介していきます。
カーボン素材になったことで従来モデルより44%軽量化されたフェース 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
こうやって実物を手にすると、「おぉ!」って驚いてしまいますよね(笑)。フェースの素材がカーボンになったことで、フェース重量がこれまでのチタンフェースより44%も軽量化されているそうです。「ステルス」が最もスタンダードなモデル、「ステルス HD」はハイドローを打ちやすい重心設計のモデル、「ステルス プラス」はフェース寄りにレール式ウェイトを備えた浅重心モデルとなっています。
【ホッシー】
フェース重量が軽くなれば、設計段階で重心位置をより自由に調整できるメリットがあります。そのうえフェースの表面積も大型化されていて、チタンフェースの従来モデルよりミスヒット時の許容度が高まっていると単純に考えられますよね。カーボンになっても、テーラーメイド独自のテクノロジー「ツイストフェース」は健在です!
【ツルさん】
フェースの表面はポリマーコーティングされていて、指で触ってみると粘りと軟らかさを感じます。このテクスチャーは、ウレタンカバーのボールに似ていますね。
アドレスして見比べてみると、3タイプの差は少ない 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
3タイプのヘッドを構え比べてみると、ヘッド形状やフェースアングルはほとんど同じに見えます。フェース面が赤いのは、構えたときの目線からは気にならないです。では、ツルさんから試打をどうぞ!
打ってみると、まったくと言っていいほど“カーボン感”がありません。打感や打音は、とてもクリアで金属的。前作「SIM2」に似たフィーリングに仕上げられていて、いい意味で拍子抜けしました(笑)。従来のチタンフェースから乗り換えても違和感はないと思います。
【ホッシー】
3タイプそれぞれの弾道計測や性能検証は、当コーナーで追って詳しく紹介しようと思いますが、ツルさんはまず3モデルの違いをどのように感じました?
ハイドローが打ちやすい設計の「ステルス HD」 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
3つのヘッドのアドレスビューはそっくりだけど、振り比べるとヘッドの重心位置が異なっていることが如実に分かりました。僕が打つと、それぞれのモデルがテーラーメイドの公称どおりの球筋になりましたね。「ステルス HD」は球をつかまえやすく、「ステルス プラス」は他の2モデルよりもスピン量が少ないです。
スタンダードモデルの「ステルス ドライバー」 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
僕の場合は、「ステルス」の結果がいちばん良かった! 自分が今使っている「SIM MAX ドライバー」よりもバックスピンとサイドスピンが減って、曲がりにくくて飛ばしやすく感じました。意外だったのは「ステルス HD」です。僕が打つと、なぜかそれほど球がつかまりませんでした。
「ステルス プラス」はソール前方に移動式ウェイトを搭載 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
そのあたりは、スイングとの相性で個人差が出てきそうですね。僕がいちばんの目玉モデルだと感じたのは、レール式ウェイトを備えた「ステルス プラス」。これは2020年に発売された「SIM ドライバー」を気に入って使い続けていたハードヒッターが満足できそうなモデル。前作「SIM2 ドライバー」よりも低スピン弾道を打ちやすく、ヘッドスピードが速い人ほど飛ばしやすい性能です。
【ホッシー】
今回の「ステルス」シリーズは、大ヒットしそうな予感がビンビンします(笑)。
■ 試打したクラブのスペック
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI RED TM50(2022) ●硬さ:S
テーラーメイド ステルス HD ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI RED TM50(2022) ●硬さ:S
テーラーメイド ステルス プラス ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI SILVER TM50(2022) ●硬さ:S
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