【アンドレス イニエスタ】揺るぎないテクニックとアイデアで『アジアNo.1クラブ』への挑戦を牽引するキャプテン
【VISSEL KOBE】
今シーズン、クラブが目標に掲げてきたAFCチャンピオンズリーグへの出場権獲得。それを実現したホーム最終戦、横浜F・マリノス戦は改めてアンドレス イニエスタの存在の大きさを実感する90分になった。揺るぎないテクニックとアイデアを発揮しながら、影となり光となって攻撃を彩り、チャンスを創出する。残念ながら結果は0-2で敗れたものの、彼が示した輝きに目標達成への執念を見た。
「今日はクラブにとって歴史的な日になりました。1年前、私たちは『ACLのタイトルを持ち帰ります』と約束してアジアの戦いに乗り込みましたが、残念ながら一歩、及びませんでした。ですが準決勝を戦い終えた時に必ず、来シーズンはみんなでACLの出場権を勝ち取ろうと約束しました。今日、それを成し遂げることができてとても嬉しく思っています。もちろん、これはゴールではないし、今後もさらにチームとしていいプレーを続けることが大事だと考えていますが、少なからずいい成績をおさめられたことについてはヴィッセルに関わる全ての関係者、ファン、サポーターのみんなで喜びたいと思います」
2018年夏の加入から4シーズン目にあたる今シーズンを「日本でのベストシーズン」と振り返る。
「例年ならシーズンのどこかで『停滞』が生まれ、それが結果や順位を導き出す上でブレーキになっていましたが、今シーズンは苦しい状況の試合でも、確実に勝点を積み上げるなどコンスタントに結果を出すことができました。そう考えると1年を通して『いい流れ』を止めなかったことがリーグ戦の順位にも表れたと思っています」
また個人的にも長期リハビリからスタートするという異例のシーズンになった中で、常にポジティブに現状と向き合いながらピッチでの輝きを取り戻せた事実は、新たな自信を植え付けることにもつながった。
「年の初めには松葉杖で歩くこともままならなかった僕がシーズンを終えようとしている今、すごくいいコンディションといいフィーリングでサッカーができている事実を本当に嬉しく思います。1年を通してハードワークを求めながら、モチベーションを持って現状に取り組めば、どんなことも成し遂げられるということを証明できたシーズンになりました」
もっとも、先の言葉にもあるようにヴィッセルにとって、あるいはイニエスタにとってACL出場権の獲得はゴールでは決してない。『アジアNo.1クラブ』にたどり着くまで、我らがキャプテンの挑戦はここからさらにその熱を上げていく。
text by 高村 美砂
「今日はクラブにとって歴史的な日になりました。1年前、私たちは『ACLのタイトルを持ち帰ります』と約束してアジアの戦いに乗り込みましたが、残念ながら一歩、及びませんでした。ですが準決勝を戦い終えた時に必ず、来シーズンはみんなでACLの出場権を勝ち取ろうと約束しました。今日、それを成し遂げることができてとても嬉しく思っています。もちろん、これはゴールではないし、今後もさらにチームとしていいプレーを続けることが大事だと考えていますが、少なからずいい成績をおさめられたことについてはヴィッセルに関わる全ての関係者、ファン、サポーターのみんなで喜びたいと思います」
2018年夏の加入から4シーズン目にあたる今シーズンを「日本でのベストシーズン」と振り返る。
「例年ならシーズンのどこかで『停滞』が生まれ、それが結果や順位を導き出す上でブレーキになっていましたが、今シーズンは苦しい状況の試合でも、確実に勝点を積み上げるなどコンスタントに結果を出すことができました。そう考えると1年を通して『いい流れ』を止めなかったことがリーグ戦の順位にも表れたと思っています」
また個人的にも長期リハビリからスタートするという異例のシーズンになった中で、常にポジティブに現状と向き合いながらピッチでの輝きを取り戻せた事実は、新たな自信を植え付けることにもつながった。
「年の初めには松葉杖で歩くこともままならなかった僕がシーズンを終えようとしている今、すごくいいコンディションといいフィーリングでサッカーができている事実を本当に嬉しく思います。1年を通してハードワークを求めながら、モチベーションを持って現状に取り組めば、どんなことも成し遂げられるということを証明できたシーズンになりました」
もっとも、先の言葉にもあるようにヴィッセルにとって、あるいはイニエスタにとってACL出場権の獲得はゴールでは決してない。『アジアNo.1クラブ』にたどり着くまで、我らがキャプテンの挑戦はここからさらにその熱を上げていく。
text by 高村 美砂
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