ステイホームのこの時期に!ゴルフクラブのお掃除しませんか?

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

なかなかゴルフに行けない時期は、ぜひ相棒たちをキレイにしませんか?
今回は私のお掃除を紹介します。

用意するのはコレ

【(c)Gridge】

ほとんどがホームセンターで購入できるものです。
左上からウエス、ペイント薄め液(溶剤)、激落ちくん(メラミンスポンジ)、車用ワックス、ピカール(金属研磨剤)、スポンジ、タオル(雑巾)、中性洗剤、歯ブラシ、真鍮ブラシ、ボンスター(スチールウール)、パーツクリーナー。
大体の汚れはコレらがあれば何とかなります。

まずはドライバー(ウッド)のフェース

【(c)Gridge】

フェース面の簡単な汚れは「激落ちくん」の出番です。水だけでまぁまぁ落ちるので、お手軽お掃除の第一人者的な存在で重宝してます。
このメラミンスポンジは、スポンジと言ってもヤスリみたいな物なので、あまりクラウンとか塗装部分には使わないほうがいいかもしれません。

フェース面をもう一段階

【(c)Gridge】

これも個人的にはかなりよく使うお掃除グッズである「ピカール」。
激落ちくんでは落とし切れなかった汚れを一括で落としてくれます。
フェース面くらいの面積であれば少量だけでも十分キレイになります。
注意してほしいのがやり過ぎ問題。
よっぽど長期的にやらない限り大丈夫かと思いますが、あくまでも「金属研磨剤」なので、やり過ぎると反発係数に引っかかる可能性があります。

こんなに汚い

【(c)Gridge】

軽く擦ってみましたが、きれいに見えるフェース面も結構汚れているんです。
気になる方は手袋を着用して行ったほうがいいかもしれません。拭き終わったら、乾いたタオルで拭き取るとかなりキレイになります。

フェース以外もピカールは大活躍

【(c)Gridge】

ピカールはクラブのほとんどの部分で活躍してくれます。
フェース以外にもクラウンやソールもキレイになります。思いっきり付けてしまったテンプラ痕もキレイに落とせます。

続いてアイアン(ウェッジ)

【(c)Gridge】

アイアンのスコアラインには結構砂が溜まってる場合があります。ボールの安定したバックスピンにはキレイなスコアラインが必要なので、キレイにしましょう。

スコアラインの頑固な砂にはコレ

【(c)Gridge】

特にウェッジに多いんですが、強力に入り込んで歯ブラシ程度じゃどうにもならない砂には真鍮製のブラシが活躍します。
基本的にアイアンのめっきはニッケルクロムで、真鍮ブラシで擦った程度では傷にならないので、しっかりスコアラインをキレイにしましょう。

ここでも軽い汚れは激落ちくん

【(c)Gridge】

やっぱり激落ちくんは掃除のエースです。アイアンでも簡単な汚れはこれ一つで何とかなります。
アイアンは激落ちくんNGな部分がないので、全面拭き取ります。

ピカールだって大活躍

【(c)Gridge】

ウッド系と同じく激落ちくんで落とし切れなかった部分はピカール選手の出番です。
マッスルバックアイアンに多いかもしれませんが、ミラー加工されためっきは特にキレイになったように見えます。

ウェッジの錆だってしっかり落とします。

【(c)Gridge】

雨の後にメンテナンスを怠ったまま過ごすと、少しずつ錆が発生してきます。ノーメッキだと強烈で、一気に赤茶色の錆が全体に発生してきます。
そんな時はピカールとスチールウールの出番です。
廃棄寸前レベルの錆は厳しいかもしれませんが、ほとんどの錆は落とせます。
ガンブルー程度の黒錆なら落としてしまうのでガンブルーに失敗して再挑戦する際などにもいいかもしれません。
特にこの処理は手が真っ黒になりますので、ゴム手袋等の着用を強くお勧めします。スコアラインに入り込んだ錆はピカールと真鍮ブラシのセットで驚くほど落ちます。

グリップにも皮脂が結構あるんです

【(c)Gridge】

グリップって意外と盲点なんですが、結構汚れが溜まってるんです。人体とクラブの唯一の接点なのでここもしっかり清掃を行いましょう。
基本的には軽く中性洗剤を染み込ませたタオル等で拭き取ります。意外と出てくる黒ずみは驚きです。

パーツクリーナーでもいい感じ

【(c)Gridge】

ズボラな自分は、パーツクリーナーを吹き掛けてタオルで拭きとるだけの時も多いです。
これだけでもビックリするくらいグリップ力が回復します。
グリップの滑りはスイング全体に影響してラウンドの時は大事件に直結するので、こまめに行うといいかもしれません。

シャフト錆びてませんか?

【(c)Gridge】

雨ラウンドが終わってそのままキャディバッグの中にシャフトを放置すると、錆の大量発生につながります。
たまに点錆イッパイのシャフトを見かけますが、見た目だけじゃなく内部の錆が進行していったら折れの原因にもなりかねないので注意しましょう。
表面の錆はピカールで拭き取ればピカピカになります。

汚れが落とし終わったら油分を落としましょう

【(c)Gridge】

ここまで結構使ったピカールなんですが、成分に油が含まれているのでそのままだと油分が残ります。特にフェース面は油分大敵なので、パーツクリーナーを使用してしっかりと油分を落としましょう。

仕上げも忘れずに

【(c)Gridge】

最後の仕上げですが、自分は車用のワックスを使用します。
フェース、グリップ以外のすべての部分にワックスを塗ります。
細かい傷は見えにくくなって、見た目も段違いで良くなります。
ボディカラーに合わせたワックスが販売されていますが、自分はシルバー車用のワックスを使用しております。
ウッド系の黒い部分でも十分効果を発揮しているので、色別に揃える必要はないかと思います。
注意してほしいのがフェース面。
フェース面にワックス処理してしまうとルールに抵触します。
プライベートなラウンドでドライバーの激飛びを体感するにはまったく問題ないのですが、競技となると大変なことになりますので注意してください。

ここまですれば愛着も沸きます

自分で自分の道具を手入れすると愛着もどんどん湧いてきます。
キレイになったクラブでナイスショットを目指してください。
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著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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