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1932年の宮本留吉から、のべ663人目のメジャー挑戦で悲願達成!
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宮本は前年末からアメリカ遠征を続けており、その途中でイギリスに渡った形だった。全英オープン後、アメリカに戻って全米オープンにも出場している。結果は、ともに予選落ちだった。
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初めてのアンダーパーは1936年マスターズ3日目に陳清水がマークした71。この年が日本選手のマスターズ初出場でもあった。初の60台は同じくマスターズで1969年3日目に河野高明が記録している。
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日本選手の名前が初めてリーダーズボードのてっぺんに掲げられたのは1976年の全英オープン初日。24歳の鈴木規夫がメジャー初ラウンドだったにもかかわらず69で回り、セベ・バレステロス、クリスティ・オコーナー・ジュニアとともに首位に立ったのだ。鈴木は最終的に10位に入っている。
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ホールインワンは丸山茂樹。ベスページステートパーク・ブラックコースで開催された2002年全米オープン2日目14番ホール、8番アイアンで達成している。
初めて最終日に単独首位に立ったのも丸山だ。ミュアフィールドで行われた2002年全英オープン最終日9番ホールでバーディを奪った時点で首位タイグループから一歩抜け出した。首位タイはこれ以前に青木と尾崎将司が経験している。ただ、丸山は後半にスコアをひとつ落とし、4人で争われたプレーオフにわずか1打届かなかった。
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■男子メジャー各大会の日本選手のべ出場人数と最高位
大会
マスターズ
全米オープン
全英オープン
全米プロ
のべ出場人数
133人
133人
266人
131人
最高位
優勝(2021年松山英樹)
2位(1980年青木功、2017年松山英樹)
4位(1982年倉本昌弘)
3位(1988年中嶋常幸)
文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。
撮影トーナメント/2021マスターズ
撮影/マスターズ・オフィシャルサイト
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