ミスの原因はアドレスにあり!?正しいアドレスでナイスショット!

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

ミスショットの大半は、打つ前からミスをしていると言われています。
それはつまり、アドレスが間違っているということです。
そこでここでは、アドレスの正しい姿勢や前傾の角度などについて説明したいと思います。
今からゴルフをスタートする方にとっては、アドレスの基本を。
経験者の方は、自分のアドレスが正しいかどうかのチェックを。
正しいアドレスを覚えて効率よく上達しましょう。

基本のアドレス

アドレスとは、ボールを打つための構えです。
ゴルフは、止まっている球を打つ特殊なスポーツ。
それゆえに、ナイスショットを打つためには『構え(アドレス)8割!』と言われています。
逆を言えば、アドレスさえしっかりできていれば、ナイスショットの確率が上がるはずです。
足の位置を決め、姿勢をしっかりと取り、クラブをボールにセットするというのが、アドレスの一連の流れとなります。
大切なポイント1.足の位置(スタンス)
基本は、7〜8番アイアンで肩幅、それよりもクラブが長くなってくると広め、短くなってくると狭めにします。
大切なポイント2.前傾角度
骨盤から背すじまでを真っすぐに伸ばした状態から、骨盤ごと上半身を前に傾けるということをしっかり意識してください。
ゴルフのスイングは、背すじを軸とした回転運動。
この姿勢ができていれば軸ブレを防げるので、大きなミスは激減します。
大切なポイント3.グリップの位置
グリップと身体の距離は、近過ぎても離れ過ぎてもいけません。
グリップは、適切な前傾角度を取った際に肩の真下に来るようにしましょう。
そして、正面から見て左太ももの内側にセットします。
大切なポイント4.重心の位置
最後に重心の位置ですが、若干の個人差はありますが、基本的には土踏まずの真ん中より少しつま先寄りになります。
つま先側、かかと側、どちらにも寄り過ぎないように気をつけましょう。
忘れてしまいがちですが、とても大切なポイントです。常に意識するようにしましょう。
そして、その状態で膝を軽く、くの字に曲げて少しお尻を出すと姿勢の完成です。
この4つを基本とすれば、きれいなフォームでスイングができるようになっていきます。

やってはいけないNGな構え方

やってはいけない、アドレスのNGがあります。
そのアドレスのまま練習を続けると、クセになってしまって、見た目の悪さ、左右の曲がり、上下のミス、飛距離も出ないとデメリットだらけです。
NG1.クラブと腕が一直線に見えるような、手首が伸び切ってしまっているアドレス
手首は、あらゆる方向に曲げることができます。
そこでアドレスの際、最初から手首に角度がついているほうが、その角度をキープしやすくなります。
手首の角度は、クラブフェースの向き、方向性に関わってきますので、しっかりと意識しましょう。
NG2.猫背のアドレス
猫背の方は、打っている間に自然と背中が丸まってしまうので、普段から背すじを意識してください。
慣れないうちは窮屈に思うかもしれませんが、その姿勢に慣れてくるとボールの弾道や飛距離にも安定感が生まれているはずです。
ただし、胸を張り過ぎてしまうと、逆効果。
自然な感じがいいですね。
NG3.前傾が深過ぎる、浅過ぎるアドレス
前傾が深過ぎても、浅過ぎても正しくクラブをセットできません。
そのため、深過ぎると左やダフりのミス、浅過ぎると右やトップのミスが増えてしまいます。

おすすめの練習方法

ここまでできたら一度、鏡でしっかり確認、できれば動画も撮って後で見返してみましょう。
練習していると、次第に欲が出てきて、力いっぱいボールを打ちにいってしまいがち。
力いっぱい振ることより正しいアドレスが基本となって飛距離が出ることを理解したうえで、練習を始めてください。
そして、いいアドレスを身体に染み込ませるように、練習場では1球ごとに初めからやってみましょう。
グリップもほどかず、ボールをクラブでたぐりよせるようなことをしていたら、いつまで経っても上達しません。
以上がアドレスのポイントです。
基本をしっかり習得して、楽しいゴルフライフにしましょう。
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著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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