フェアウェイウッドを使ったアプローチに挑戦しよう!

Gridge(グリッジ)

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フェアウェイウッドを使ってするアプローチがあることはご存知でしょうか。
フェアウェイウッドは、通常グリーンまで長い距離がある時の2打目やティーショットでよく使われますが、その特徴を生かしてアプローチでも使うことができるのです。
ここではフェアウェイウッドのアプローチ法や注意点についてご紹介します。

フェアウェイウッドの特徴

フェアウェイウッドとは、ドライバーの次にシャフトが長く、ロフトが立ったウッド系のクラブです。
長い距離をある程度狙って打ちたい時などに使われることが多いクラブです。
距離の短いホールやドッグレッグのホールの1打目で使われたり、距離を残した2打目で使われるなどで使われることが普通です。
女性やあまり力のない男性が、多く使用している傾向にあります。
通常男性なら160ヤード以上(女性なら100ヤード以上)くらいを狙う時に使用するクラブですが、実は、グリーン周りでアプローチに使う人もいるのです。

フェアウェイウッドを使ったアプローチ方法

フェアウェイウッドを使ったアプローチでは、主に“転がし”で使用します。
グリーンが近く、かつ、ボールのすぐ後ろがラフで、パターやウェッジではテークバックしづらい時などによく使用します。
打ち方はほぼパターと同じで、グリップを短く持ってヒールを少し浮かせてください。
吊り気味に構えるとミート率が良くなります。
手首を固定して肩の上下の動きでストロークします。
打ち方がほぼパターと同じな分、フェアウェイウッドでの距離感をつかんでおくことがとても大切になります。
フェアウェイウッドのフェース面は、パターよりも反発性能が高いので、想像以上に強い球が出ます。
そのため、小さなテークバックでも長い距離を転がすことができるのです(だから、テークバックしにくい場所からのアプローチで使用されることが多いのです)。
しかし、その距離感がわからず、グリーン周りで突然使ってしまうと失敗する可能性が大きくなります。
何回か練習してフェアウェイウッドでの「距離感」をつかんでくださいね!

どんな場面で使えるの?

カップまで何の障害物もない場合には有効です。
また、強い球が出やすいので、ピンまでボールが転がる距離が長い時に有効です。
フェアウェイウッドは番手が大きくなるほどボールが高く上がります。
グリーンまでの距離やピンまでの距離に応じて使い分けるといいでしょう
短く持って、フェース面が変わらないように、パッティングの要領で打ってみましょう。

フェアウェイウッドは何番を入れておけばいい?

フェアウェイウッドには3W、4W、5W、7W、9W、11Wと番手がたくさんありますが、もちろんすべてを入れる必要はありません。
1本の場合は、3W、4W、5Wのどれか1本、2本の場合は、3Wと5W、4Wと7Wなどの組み合わせがオススメです。
3Wは、ある程度のヘッドスピードや技術がないと打ちこなすのが難しいクラブです。
なので最初のうちは4Wや5Wから入れてみて、慣れてきたら3Wも加えてみるのがいいと思います。
ロングアイアンやユーティリティが苦手な人は、7W以下の“ショートウッド”と呼ばれるクラブを入れてみてもいいでしょう。
ご自身の得意な番手が見つかると、いざという時に頼りになるので重宝するでしょう。
フェアウェイウッドのアプローチ方法をマスターして、アプローチの引き出しが増えれば、よりゴルフが楽しくなると思います!
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