【試打計測】中上級者の要求を満たすアイアン!ダンロップ スリクソン「ZX7 アイアン」

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2020年に発売し、注目を集めるスリクソンの新作クラブ。今回は、スリクソン「ZX7 アイアン」をティーチングプロの石井良介さんに試打計測してもらい、その感想を語っていただきました。

ZX7 アイアンの印象

スリクソンZX7のシリーズは、少しだけ小ぶりで、シャープな感じがします。地面に当たる面積も限りなく小さくスパンと振り抜けます。中上級者の要求を満たすアイアンに仕上がってるという印象です。

試打で使用したクラブ7番:ロフト角32度

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スリクソンZX5よりちょっと打ち込む感じで打ってみましたが、球はつかまりやすくて、ZX5と比べるとフェースに乗ってる感触というか、球持ちが良いのが伝わってきます。吸いつく感じとちょっと弾く感じが混在してる打感で、柔らかさ一辺倒という感じではないです。

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ロフト7番アイアンで32度で、キャリーで170ヤードくらい飛びました。これくらい距離が出てくれれば「飛び系アイアンはいらない」という人も多いと思います。
僕が使ってる7番アイアンと距離があまり変わらないですから、こういう軟鉄一枚物の方が打感はいいなと思ってしまいますね。

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見ていただきたいのはまずスピン量。ZX5と比べるとスピン量が何百回転か多いというところです。

以前は番手×1000回転ぐらいが良いと言われていましたが、最近は番手×900回転が適正と言われています。7番手×900回転で6340回転というのは良いスピン量だと思いますね。

スピン量が多めのアイアンになので、球をグリーンに止める場合はとても武器になります。同時にランディングアングルも51.3度で、十分な落下角度があるので硬いグリーンでも球を止めていくことができ、ピンポイントでグリーンを攻めることができるクラブだと思います。

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一枚物のアイアンで、いわゆる飛び系アイアンではないにもかかわらず初速がしっかり出ています。球をちゃんと弾いてくれてキャリーも170ヤード切っていますね。

飛距離も欲しいけれど打感とか操作性を優勢したいというゴルファーには、ドンズバなんじゃないかなと思います。

おすすめのユーザー

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スコア70〜80台で90台を切ってくるくらいの方にとっては、クラブに助けて欲しいという要素は正直そこまで求めないと思います。

決して難しいクラブではないと思いますが、芯を外せば外したなりにちゃんと球が曲がり変化が出るところがZX5とは違うところです。

自分でコントロールして球を意のままに操りたいという人や、マッスルバックを使っているユーザーがキャビティの球の上がりやすさややさしさをクラブに求めたいという人は、ZX7アイアンで良いでしょう。ぜひ一度試してみてください。

口コミ

総合評価 ★★★★★★☆ 6.2口コミ29件

fatomo
年齢:47歳 性別:男性 ゴルフ歴:16年~20年 平均ヘッドスピード:46m/s~50m/s 平均スコア:80~84 平均ラウンド数:1ヶ月に2回程度
Z-FORGED(PROJECTX6.0)→ZX7(PROJECTX6.0)→ZX7(PROJECTX5.5)→ZX7(モーダス105S)→X-FORGED STAR2021(モーダス105S)→ZX7(ダイナミックゴー… [続きを読む]
みっくん
年齢:64歳 性別:男性 ゴルフ歴:21年以上 平均ヘッドスピード:46m/s~50m/s 平均スコア:80未満 平均ラウンド数:1週間に1回程度
DG105Sで組んでもらったが、顔も奇麗で構えやすい。打感はマッスルバックとまではいかないが一級品と言える。手持ちのmp66、jpx919に比べても遜色ない。飛距離に関しては若干ロフトが立っているが、ばか飛びするわけでも… [続きを読む]

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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