スピン防止におすすめ◎2020年新作ドライバー「SIM」&「G425 LST」

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今回はティーチングプロの石井良介さんに、スピン量が多くて悩んでいる人に低スピンドライバーを2本紹介していただきました。テーラーメイド「SIMドライバー」とPING「G425 LST ドライバー」を試打してもらい、その特徴や選ぶときのポイントなどを語っていただきました。

自分にあったクラブを選ぶには「スピン量とヘッドスピード」がポイント

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スピン量と一概に言っても、適正なスピン量はどれくらいかが重要です。

ヘッドスピードによって適正なスピン量は変わります。ヘッドスピードが速い人ほどスピン量が少なく、遅い人はバックスピン量がある程度多くないと球は飛んでいきません。
僕の場合は、ヘッドスピードに対してバックスピン量が多すぎてしまうのが悩みです。もちろん、スイングの練習をしてクラブをうまく使えればスピンを減らすことも可能です。それでもうまくいかないときはクラブに頼ろうと思います。

メーカーもそれぞれのスピン量に合わせたドライバーを開発しているので、スピン量を減らせるドライバーを使えば、自分でスイングを変えなくてもスピン量を減らせます。

スピンがあると球は上に浮く力が働くので、キャリーを出すにはスピン量が多い方が有利。逆に上に浮いてしまうと前に行く力が弱くなってしまうので、適正なスピン量が大事だということになるのです。

新作・低スピンドライバー

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今僕のキャディバッグに入っているエースドライバーは、テーラーメイド「SIM ドライバー」です。今年の前半はずっとこのドライバーを使っていて、シャフトを替えたりしながら気に入って使っています。

僕自身の悩みがドライバーのスピン量が多いことだったのですが、SIM ドライバーに変えてからスピン量が抑えられたので「ゴルフはクラブで変わる!」と実感しました。

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去年のエースはPING「G410 LST ドライバー」でした。これもスピンを減らしてくれるドライバーで気に入って使ってたんですが、今年PING「G425 LST ドライバー」が発売されたので早速買いました。今、僕のキャディバッグにはこの2本のヘッドが刺さっていて、どっちを使おうかウキウキしながらセッティングしてるんです。

SIM ドライバーとG425 LST ドライバーの特徴

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スピンが多くて悩んでいるゴルファーには、迷わずこの2本をおすすめしたいと思います。

この2本の特徴はそれぞれありますが、あえていうなら、攻撃的なのは「SIM ドライバー」、ディフェンシブなのは「G425 LST ドライバー」という位置付けかもしれません。

ここ一番ぶっ飛ばしたい、とにかくかっ飛ばしたいときには「SIM ドライバー」の方が飛ぶんじゃないかと、実際使っていて感じます。

「G425 LST ドライバー」の方は、ゴルフ場に行ってミスをしてもちゃんとフェアウェイにいてくれるので、お助け要素の強い低スピンドライバーという感じです。

トラックマンで測ると五分の戦いなのですが、平均的にいうと「SIM ドライバー」の方が球が少し飛んでいて、「G425 LST ドライバー」の方が球がフェアウェイの真ん中にいる確率が高いかなという位置づけです。

どちらを選ぶかはその時の調子次第でもいいでしょう。自分が自信満々のときは「SIM ドライバー」でバンバン打っていけば良いと思うし、ドライバーが不安なときには「G425 LST ドライバー」を選べば良いと思います。どちらもスピンを減らし強い球が打てるドライバーです。

今回の2本は、一般的なクラブの中では劇的にスピンを減らしてくれるクラブです。スピンが多くて悩んでる人は、「SIM ドライバー」「G425 LST ドライバー」をぜひ一度試してみてください。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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