新・貧打爆裂レポート『TOUR B 201CB アイアン』
【(c)Gridge】
今回の貧打爆裂レポートは、2020年9月18日に発売されたブリヂストンスポーツ『TOUR(ツアー)B 201CB アイアン』です。
いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。ブリヂストンスポーツの新しいアイアンの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。
いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。ブリヂストンスポーツの新しいアイアンの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。
『TOUR B 201CB アイアン』はシンプルだけど機能が詰まっている!
【(c)Gridge】
『TOUR B 201CB アイアン』は、ブリヂストンスポーツが2020年9月18日に発売したアイアンです。
ブリヂストンスポーツの説明では、アイアンに求められる性能を番手別に具現化した本格派キャビティ、というのが『TOUR B 201CB アイアン』になるそうです。
【試打ボールスペック】
ヘッド S20C軟鉄鍛造
ロフト #4/21.5、#5/24.5、#6/27.5、#7/31.5、#8/36、#9/41、PW/46
シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR105(S)
『TOUR B 201CB アイアン』は、新しくなった『TOUR B』シリーズの3種類のアイアンの真ん中に位置するキャビティアイアンです。
浅いキャビティ構造のアイアンで、マッスルバックと同じように軟鉄鍛造で作られています。
『TOUR B 201CB アイアン』の第1のテクノロジーは、「グラビティコントロールデザイン」です。
ロング番手は安定性と許容性を重視し、ショート番手は操作性とキレを重視した設計とのことです。
キャビティの深さをロングは深く、ショートは浅くしています。キャビティのトップエッジ側の部分をロングは凹に、ショートは凸にしています。
ソール形状も、ヒールサイドはヘッドを入れやすく、トウサイドは当たりと抜けの良い形にしてあるそうです。
第2のテクノロジーとして、「高弾道スリット構造」を採用しています。
4番、5番アイアンで、打点部に台形状に厚肉部を残して打感の良さを確保しつつ、ロングアイアンに求められる高さと飛距離と許容性を追求しています。
余分な振動を抑えて、打感が向上するそうです。番手ごとに配置する場所をフローして、許容性と操作性を最適化しているのです。
第3のテクノロジーは、「グルーヴデザイン」です。溝のピッチを4番〜6番は、3.5ミリにして、7番以下は3.48ミリになっています。スピンの安定を狙ったものです。
『TOUR B 201CB アイアン』の7番アイアンのロフトは31.5度です。
飛距離性能を誇るアイアンが多い中で、クラシックなロフト(34度)に比べ、少し立っただけでというのが特徴になるのだと思いますが、飛距離性能が売りなのではないことがわかります。
もう少し細かくロフトを見ると、ピッチングウェッジはクラシックなロフトに近い46度で、ショートアイアンは5度刻みでロフトが刻まれています。
ヘッドスピードが速くないゴルファーで、50度のウェッジで100ヤードを打っている場合、5度刻みだとおおよそ10ヤードの番手差になるのです。
ヘッドスピードが速い場合は、番手差が大きくなるので、距離を落とすテクニックが活かされる設定になっていると言えます。
『TOUR B 201CB アイアン』のバックフェースのデザインはシンプルで、小さめのヘッドになっています。
プロや上級者が好むアイアンのお手本のようなクラブです。
ブリヂストンスポーツの説明では、アイアンに求められる性能を番手別に具現化した本格派キャビティ、というのが『TOUR B 201CB アイアン』になるそうです。
【試打ボールスペック】
ヘッド S20C軟鉄鍛造
ロフト #4/21.5、#5/24.5、#6/27.5、#7/31.5、#8/36、#9/41、PW/46
シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR105(S)
『TOUR B 201CB アイアン』は、新しくなった『TOUR B』シリーズの3種類のアイアンの真ん中に位置するキャビティアイアンです。
浅いキャビティ構造のアイアンで、マッスルバックと同じように軟鉄鍛造で作られています。
『TOUR B 201CB アイアン』の第1のテクノロジーは、「グラビティコントロールデザイン」です。
ロング番手は安定性と許容性を重視し、ショート番手は操作性とキレを重視した設計とのことです。
キャビティの深さをロングは深く、ショートは浅くしています。キャビティのトップエッジ側の部分をロングは凹に、ショートは凸にしています。
ソール形状も、ヒールサイドはヘッドを入れやすく、トウサイドは当たりと抜けの良い形にしてあるそうです。
第2のテクノロジーとして、「高弾道スリット構造」を採用しています。
4番、5番アイアンで、打点部に台形状に厚肉部を残して打感の良さを確保しつつ、ロングアイアンに求められる高さと飛距離と許容性を追求しています。
余分な振動を抑えて、打感が向上するそうです。番手ごとに配置する場所をフローして、許容性と操作性を最適化しているのです。
第3のテクノロジーは、「グルーヴデザイン」です。溝のピッチを4番〜6番は、3.5ミリにして、7番以下は3.48ミリになっています。スピンの安定を狙ったものです。
『TOUR B 201CB アイアン』の7番アイアンのロフトは31.5度です。
飛距離性能を誇るアイアンが多い中で、クラシックなロフト(34度)に比べ、少し立っただけでというのが特徴になるのだと思いますが、飛距離性能が売りなのではないことがわかります。
もう少し細かくロフトを見ると、ピッチングウェッジはクラシックなロフトに近い46度で、ショートアイアンは5度刻みでロフトが刻まれています。
ヘッドスピードが速くないゴルファーで、50度のウェッジで100ヤードを打っている場合、5度刻みだとおおよそ10ヤードの番手差になるのです。
ヘッドスピードが速い場合は、番手差が大きくなるので、距離を落とすテクニックが活かされる設定になっていると言えます。
『TOUR B 201CB アイアン』のバックフェースのデザインはシンプルで、小さめのヘッドになっています。
プロや上級者が好むアイアンのお手本のようなクラブです。
『TOUR B 201CB アイアン』はツアーキャビティである!
動画を見てください。
『TOUR B 201CB アイアン』をコースで打ってみました。
とにかくすごいのは、打ち応えです。
良い打感というのは、芯に当たった時に澄んだ水のような感触で快感を得られるものだと思っていますが、『TOUR B 201CB アイアン』は少し濁りと味があって、それが独特の気持ち良さを感じさせます。
アイアンを打っている、操作している、という気持ち良さがあるアイアンは、あまり市場にはないので、それだけで十分に『TOUR B 201CB アイアン』は特別で、オススメできます。
ソールがしっかりしているので安心感がありますが、ヘッドは小さくてシャープです。やさしいのに、鈍感にはさせないという開発者の意図を感じます。
『TOUR B 201CB アイアン』は、構えた時に弾道がイメージできます。素晴らしいチューニングです。
打音は、ちょうど良い音量と金属系の締まった音質です。ハーフキャビティのお手本のような美しいアイアンに相応しい音です。
中弾道で、めくれ過ぎないボールが出ます。強いボールで、軌跡が理想的です。飛距離は、ロフト通りです。
スピン性能は、キャビティアイアンとしては驚異的な部類に入ります。特にショートアイアンは、少しかかり過ぎだと思うほどです。
『TOUR B 201CB アイアン』は、狙ったところに止めるアイアンです。
スイングが固まっていて手足のように弾道を操りたいゴルファーには、『TOUR B 201CB アイアン』はオススメです。
ここまで、純粋で余計なクセを感じさせないアイアンは、市場では希少です。
もう一つ感心したのは、番手のつながりがお見事なことです。ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンが、同じ感覚で打てます。
最近は、マッスルバックアイアンがやさしい機能を取り入れて、セミキャビティアイアンとの差が少なくなってきました。
『TOUR B 201CB アイアン』は、セミキャビティアイアンに求められる理想を高いレベルでクリアできるクラブです。
ぶっ飛び系アインの完成度が高くなっていく中で、『TOUR B 201CB アイアン』は、まったく別のアイアンの神髄を追求しています。
それが理解できるゴルファーなら、一発打っただけで購入してしまうかもしれません。たった一球でもわかるというほど個性があります。
これはクセとかではなく、合格点を超えたスペシャルがわかりやすいということです。
『TOUR B 201CB アイアン』は、『TOUR B』らしいアイアンです。
時にはやさしく、時には切れ味鋭い刀のような武器になるクラブです。
『TOUR B 201CB アイアン』をコースで打ってみました。
とにかくすごいのは、打ち応えです。
良い打感というのは、芯に当たった時に澄んだ水のような感触で快感を得られるものだと思っていますが、『TOUR B 201CB アイアン』は少し濁りと味があって、それが独特の気持ち良さを感じさせます。
アイアンを打っている、操作している、という気持ち良さがあるアイアンは、あまり市場にはないので、それだけで十分に『TOUR B 201CB アイアン』は特別で、オススメできます。
ソールがしっかりしているので安心感がありますが、ヘッドは小さくてシャープです。やさしいのに、鈍感にはさせないという開発者の意図を感じます。
『TOUR B 201CB アイアン』は、構えた時に弾道がイメージできます。素晴らしいチューニングです。
打音は、ちょうど良い音量と金属系の締まった音質です。ハーフキャビティのお手本のような美しいアイアンに相応しい音です。
中弾道で、めくれ過ぎないボールが出ます。強いボールで、軌跡が理想的です。飛距離は、ロフト通りです。
スピン性能は、キャビティアイアンとしては驚異的な部類に入ります。特にショートアイアンは、少しかかり過ぎだと思うほどです。
『TOUR B 201CB アイアン』は、狙ったところに止めるアイアンです。
スイングが固まっていて手足のように弾道を操りたいゴルファーには、『TOUR B 201CB アイアン』はオススメです。
ここまで、純粋で余計なクセを感じさせないアイアンは、市場では希少です。
もう一つ感心したのは、番手のつながりがお見事なことです。ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンが、同じ感覚で打てます。
最近は、マッスルバックアイアンがやさしい機能を取り入れて、セミキャビティアイアンとの差が少なくなってきました。
『TOUR B 201CB アイアン』は、セミキャビティアイアンに求められる理想を高いレベルでクリアできるクラブです。
ぶっ飛び系アインの完成度が高くなっていく中で、『TOUR B 201CB アイアン』は、まったく別のアイアンの神髄を追求しています。
それが理解できるゴルファーなら、一発打っただけで購入してしまうかもしれません。たった一球でもわかるというほど個性があります。
これはクセとかではなく、合格点を超えたスペシャルがわかりやすいということです。
『TOUR B 201CB アイアン』は、『TOUR B』らしいアイアンです。
時にはやさしく、時には切れ味鋭い刀のような武器になるクラブです。
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