【小祝さくらプロ連続写真】 ブレイク必至! 下半身が一切ブレない！ 誰もがマネすべき理想のドライバースイングをプロコーチが解説！
※リンク先は外部サイトの場合があります
◆北海道の宝! アドレスからフィニッシュまで下半身がゆるがない理想のスイング
◆“ボールを打ちに行く”のではなく、“スイング中にボールがある”イメージを真似しよう！
日ごろから、辻村明志コーチとチームになって練習に取り組んでいる姿はまさに“練習の鬼”。とくに、全力素振りでスイングを作っているところは、みなさんもぜひ参考にしていただきたい。
ボールを前にすると、ついボールに合わせて当てに行きたくなりますが、素振りならそれがない。結果、小祝プロのようにクラブを振ることを重視し、その途中にボールがある、というスイングを体得できるのです。こういうスイングは、とても再現性が高いのでミスが出にくい。
とくにアマチュアの方は、ボールに意識が行きすぎて手や上半身に力が入り、スイングがブレやすいので、素振りによるスイング作りはとても効果があるでしょう。
重心が低く、ターゲットに対してスクエア(90度)。ゆるみのないアドレス
肩に傾きがなく(普通は右肩が下がる)、ターゲットに対して真っすぐ、地面と平行で、クラブと肩が90度になっています。グリップも、オーソドックスなスクエアグリップです。
スクエアな構えは方向性が狂いにいので、自信をもってターゲットに向けるでしょう
下半身のブレが一切なく振り遅れもない
これは重心が下にあるからできること。カラダの運動性が高まり、無理なく再現性の高いスイングができるのです。上体に力が入ると、スイングがつまってしまいます。
下半身がブレないまま深く捻転
フェースはシャットでもオープンでもなく、前傾角度に対してスクエアなので、適度にフェースを開閉するスイングだということがわかります。
は完全に右を向いて、腹筋に力が入っていても、上半身は脱力。カラダの回転だけを使っていることがわかります。
誰もが参考にしたい、安定感のあるパーフェクトなトップ
気持ち、沈み込んでいるのは、後に地面反力を少し使う準備です。小祝プロは、タテとヨコの動きをバランスよく使うスイングと言えるでしょう。
それにしても、完ぺきなトップです。私なら、これを見ながらご飯2杯は食べられます（笑）。
前傾角度が変わらず、足裏にパワーを感じるダウン
相変わらず前傾角度が一切変わらず、頭も浮いていません。上体のどこかに力が入って頭が浮くと、パワーが逃げてしまいます。
気持ち沈み込んでいるのは、インパクトで左足を蹴る準備。足裏にパワーを感じますね。
上体が浮かず、完ぺきに真っすぐ当たるインパクト
普通、インパクトでは首に力が入ったりして、頭が上に行きがちなんですが、小祝プロはそれが全くなく、首を長く使えています。この再現性の高さは、ほんとうに見事ですね。
下半身重心をキープ
左足一本でピタッときまったIの字フィニッシュ
逆Cの字になる人もいますが、Iの字はカラダへの負担も少ないので、ぜひマネしましょう。
◆教えてくれたのは…
1992年生まれ、千葉県出身。ティーチングプロ。青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとしてツアーに帯同する傍ら、女性やジュニアなど、幅広い層のアマチュアにもレッスンを行う。｢ゴルフをメジャースポーツに☆｣がモットー。（インスタグラムアカウント @shota.ohnishi）
1998年生まれ、北海道出身。158cm｡“宮里藍ファン”の母親の影響で8歳からゴルフを始め、アマチュア時代からプロツアーで活躍。2017年プロテスト合格。2019年「サマンサタバサ ガールズコレクションレディース」で初優勝。ツアー通算1勝。2018年､2019年度とも賞金ランク8位。クラブ／ダンロップ ウェア／ルコックスポルティフ（デサント） 所属／ニトリ Instagramアカウント（@sakura_koiwai_official）
取材・文 たかはしよし子
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ