ゴルフマン【第155話】木に感謝

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

何度助けられたことか……。

【第155話】木に感謝

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

ドライバーは曲がるんです。
プロだって曲がることがあるんだから、僕たちアマチュアは当然ながら曲がりまくります。
林に入ったり、池ポチャしたり。
0Bよりは林に打ち込んでるほうがマシかな〜なんて思ったりしますが、林から出すのにキンコンカンコンで3打も4打もかかっちゃって、これならOBのほうが良かった……なんてことも。
どうしてもアマチュアって少しでも前に出したいから、ちょっと難しいな〜と思いながらも無理してグリーンに近いほうに打っちゃう。
真横にならかなり楽に出せるとしても、ちょっとでも前に出したくなるんですよね。
それでドツボにはまるってことを今まで何度も経験しているくせに、またやっちゃうんですよ。
そんな無茶をしてても、10回くらいに1回は上手く脱出できたりして、しかもパーセーブできたりしちゃうもんだから、またやっちゃうんですよね。
上級者になればなるほど、そういう危険は冒さないもんです。
池越えのショットの時は「池に入るんじゃないか」なんてネガティブになっちゃうのに、林からの脱出は「あの木の間なら抜けるんじゃね?」ってポジティブになるのはなんでなんでしょうか?

【(c)Gridge】

林と言えば、「うわ〜打ち込んだ!」って思っても、見事に木に当たってフェアウェイに戻ってきたりするじゃないですか。
あれは本当にラッキー。
カキーンて太い枝とか幹に当たって跳ね返ってくることもありますが、ガサガサって木の中にボールが入っていって、3秒くらいしてからポーンってボールが出てくることあるよね。
あれは木の中でいったい何が起こってるんでしょうね?
ま、戻ってきてくれたことはありがたいんですけどね。
僕はね、そういうラッキーがあったホールではなんとしてでもいいスコアで上がれるようにがんばります。
ラッキーを活かしてパーセーブとかすると、ゴルフの神様もまた僕にラッキーをくれると思うんですよ。
せっかくのラッキーを自分のミスで台なしにしちゃったりすると、もうラッキーが自分には起こらないんじゃないかって気持ちになるんですよね。
そういえば僕のゴルフ仲間が、完全にOBになると思ったショットがOB杭に当たってフェアウェイに戻ってきたことがありました。
あんなほっそい棒に当たって戻ってくるなんて奇跡ですよね。
彼がそのラッキーを活かせたかどうかはもう覚えてないけどね。
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