プロ･アマ問わず、多くのゴルファーが使用している「タイトリスト」のアイアン。今回は、ゴルフライターの鶴原弘高さんに「718 AP2 アイアン」「718 AP3 アイアン」を試打していただき、その特徴を語っていただきました。

最大の特徴
しっかりと打ったときに適正弾道が得られるクラブです。完成度が高すぎて、これ以上のものができないというほどのアイアンです。

フォルムと性能
アスリート向けの小さめのヘッドサイズで、オフセットの度合いも小さいです。中にタングステンが入っていて、このサイズにしては慣性モーメントが高くなっているので、ミスしたときのブレが少ないのがポイント。上から打ち込むとキレイなボールが出るアスリート向けの仕様だと思います。

おすすめのユーザー
球を打つのが好きな人や競技に出てる人など、中〜上級者向けのモデルだと思います。ドローやフェード、高い球や低い球にこたえてくれて、なおかつそこまで難しくないのが「AP2アイアン」の魅力。一度試してみてはいかがでしょうか。

最大の特徴
「718 AP3 アイアン」が発売されたときはすごい話題になりました。

「AP1」はヘッドが大きく楽なモデルで、アベレージゴルファー向け。ジョーダン・スピースも永年使っていたことでも有名な「AP2」は、反対に適度に操作もできるけどアベレージゴルファー向けではないモデルでした。

今回の「AP3」は性能的には「AP1」と「AP2」のちょうど中間くらい。ヘッド形状もスマートでなおかつ優しいモデルになってます。

フォルムと性能
AP3には、小さいヘッドの中にテクノロジーが詰まっています。中空になっていてフェースも薄め。打ったボールの初速も出て、ヘッド全体の慣性モーメントが高められているので、ヘッドもブレづらくなってます。ボールが飛ばせてなおかつやさしいアイアンです。

おすすめのユーザー
ターゲットとしては、中級者から上級者におすすめのアイアンです。
優しいアイアンが理想だけどヘッドの大きさが気になる人は、この「AP3アイアン」の性能がちょうど合うと思います。一度試してみてはいかがでしょうか。

撮影協力：
ＰＧＭゴルフアカデミー銀座
http://www.pacificgolf.co.jp/indoor/

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。