ゴルフマン【第34話】現実なのか〜
【第34話】現実なのか〜
だってあんなに広々としたキレイな芝生の上で、一日遊べるんですよ。
季節によっては桜が咲いたり、紅葉したりと、四季折々の美しい自然が見られるじゃないっすか。
山の上にあるようなコースだったらキレイな景色が見られるし、海際のコースなら海を見ながらラウンドできるし。
なかなかこんなに大自然のなかで楽しめるスポーツって他にはないもんね。
しかしですよ、悲しいかな、なかなか景色のことや足元に咲いてる美しい花なんかに気付かずにラウンドしちゃってる人が多い。
ずーっと次のショットのことを考えてたり、今のショットの反省をブツブツ言ってたりね。
やっぱスコアがあまり良くないと、せっかくのいい景色もなかなか見る余裕がないんですよね〜。
実はそういうときこそ、まわりの美しい景色を見て「あ〜こんな気持ちのいい天気の日に、こんなきれいなコースでゴルフができるなんて、俺はなんて幸せなんだろ〜」なんてことを思いながらラウンドすると、少々悪いスコアも気にならなくなるってもんです。
球を打ってない時間は歩いてたり、カートに乗ってたり、ボール探してたり……。
ボールのところに移動している時もずーっと前のショットのことや次のショットのことを考えてたら頭が疲れちゃいます。
プロゴルファーも歩いてる時はけっこうキャディさんとどうでもいい話をしてるらしいし。
景色を見ることも含めて、どうやって気分転換をするかってのがゴルフには重要なんじゃないっすかね。
僕の場合はとにかくしゃべる！
ゴルフの話もしますが、最近あった面白い話や、食べ物の話なんかをずーっとしゃべってます。
僕とラウンドしたことある人は「うるさいな〜」って思ったことがあるかもしれません、ごめんなさい（笑）。
もちろん自分が打つ時と他のプレーヤーが打つ時は黙りますが、それ以外はほぼしゃべってるかな。
特にシモネタしゃべってる時は一番盛り上がっってますね（笑）。
なので、初めてお会いした女性の方とかが同じ組だと、意外に人見知りな僕はあまりしゃべれなくて気持ちが乗ってこない。
当然シモネタなんてまったくできないしね……。
そんな時の僕はめっちゃ集中して良いスコアが出るか、ボロボロになるかどっちかですな。
僕をつぶしたければ初対面のキレイな女性と同組にするのがいいですぞ〜、ライバルの皆さん！
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ