綾瀬はるかと子供たちがつくる東京2020 目標に向かう姿は「キラキラしてる」
47都道府県のアスリートの姿から学ぶ
オリパラ教育の一環として行われたイベントに参加した女優の綾瀬はるかさんと、有明西学園6年生の児童ら 【スポーツナビ】
7日に東京・江東区のパナソニックセンター東京で行われた「いっしょにTOKYOをつくろう。連動企画 みんなの夢・挑戦を未来へツナグ〜東京2020まであと200日!〜」もその一つだ。参加したのは、江東区立有明西学園の小学6年生61名。参加した児童たちはこれまで、江東区教育委員会オリパラ連携事業の一環として、パナソニックセンター東京で行われたワークショップや、東日本大震災の被災地・福島県飯館村の小学生との交流プロジェクトに参加し、東京2020大会への理解を深めてきた。
この日は、ゲスト司会としてリュージュでオリンピック3大会連続出場の小口貴久さんも参加。児童たちのこれまでの取り組みを振り返るとともに、パナソニックが東京2020向けて実施しているプロジェクト「ビューティフルジャパン」について学び、映像を見学した。
このプロジェクトは、女優の綾瀬はるかさんが6年をかけて47都道府県のアスリートを訪ね、夢を追い挑戦し続ける姿を追うというもの。綾瀬さんは実際に競技も体験し、アスリートたちと交流を重ねてきた。児童たちは、目標に向かって奮闘するアスリートの姿に感銘を受けたようで「『負けたくない』と、どこまでも頑張れるんだなと思った」「あきらめなければ夢はかなうと思った」といった感想が聞かれた。
児童からの質問に笑顔で答える綾瀬さん 【スポーツナビ】
アスリートの「夢と挑戦」を自分に置き換える
「夢と挑戦」をテーマに児童による発表が行われた 【スポーツナビ】
イベントの最後には、綾瀬さん、小口さんも参加してボッチャ体験会を実施。児童たちの通う有明西学園は、東京都教育委員会から「パラリンピック競技応援校(ボッチャ)」に指定されているだけあって、児童たちの“ボッチャ熱”も腕前も相当のもの。今回が初体験だという綾瀬さんには、「転がした方がぶれない」と、ボッチャの“先輩”としてアドバイス。仲間同士で声援を送り合うなど、白熱した試合が繰り広げられた。
綾瀬さんもボッチャに初挑戦! 【スポーツナビ】
参加した児童からは「(綾瀬さんが)6年間頑張っていろいろなところに行ったり、ボッチャを一緒にやったりすごいなと思いました」との感想が上がった。彼らにとっては、47都道府県、6年にわたるプロジェクトを続けてきた綾瀬さんこそが「夢」や「挑戦」を続ける存在として映ったのかもしれない。そんな綾瀬さんの話を聞き、ボッチャを通じて交流できたことは、自身が夢を目指して挑戦を続ける上で貴重な経験となったに違いない。
(取材・文:小野寺彩乃/スポーツナビ)
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