見た目の変化だけじゃない 筋力不足がもたらす悪影響とは?
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見た目を美しくするために筋トレを始める人がほとんどかもしれませんが、筋力が衰えると、外見以外にもさまざまな弊害が起こるもの。パーソナルトレーナーの助川幸太さんに筋力不足がもたらす悪影響について伺いました。
基本的な動作が乱れて老けた印象に
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たとえば、歩くときには脚の筋肉はもちろん、お尻や腰、背中、腕など全身を使っています。つまり、全身の筋肉を使って初めて「歩く」ことができるのです。筋力が衰えることによって、姿勢も悪くなり、正しく歩くことが困難に。基本的な日常動作のフォームが崩れると、老けた印象につながります。
正しく筋肉を使っていないと、さらに筋力が衰えていく一方です。動作の変なクセがつく前に、改善することが肝心といえます。写真や鏡で見る自分の姿は、意識して姿勢を正しているので本来の状態がわかりにくいもの。自分自身で気づかない部分は、第三者にチェックしてもらうといいかもしれません。
成長ホルモンが分泌されにくい
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運動不足な状態が続くと、成長ホルモンが促進されなくなり、筋肉もどんどんなまっていくもの。体に不調がでてきてからでは、改善するのが困難になります。「保険」と同じように、若いうちから始めておいた方がメリットも大きいです。
血糖値が下がり、糖尿病や肥満予防に
ボディメイクやダイエット目的で筋トレを始める人は少なくありません。もちろん、体を鍛えることによって見た目の変化もありますが、体内への影響も多大なもの。内側の変化はすぐには実感しにくいかもしれませんが、日々の積み重ねによって変わっていきます。疲れやすかったり、体調が優れない状態が続いたりする場合は、少しずつトレーニングを取り入れてみると良いかもしれませんね。
会員制プライベートジム「V.IV.ID NAKAMEGURO」のパーソナルトレーナー/柔道整復師。
HP)www.v-iv-id.com
執筆/成瀬瑛理子(プレスラボ)
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