歩きながらできるヨガ的疲労解消メソッド|冬のショッピングや外回りで疲れてしまう人へ

ヨガジャーナルオンライン

【Getty Images】

冬、外回りや買い物で歩き回ると、いつもより疲労感を感じてしまう人は少なくないはず。そんな時にサクッとできる、歩きながらでもできるヨガ的エクササイズをご紹介。

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冬のショッピングが疲れやすい原因は?

例えば、ショッピング。寒い季節のショッピングは、なんだか疲れやすく、すぐに椅子を探したり、お茶タイムを持ちたくなったりしませんか?それにはこんな原因が。空気も乾燥しているので目が疲れやすいと感じる人も多いでしょう。さらに重たいコートにストールにと、肩回りにかかる重量も夏の倍以上。肩回りが疲れやすくなります。さらに、冬のショッピングアイテムは、コートやブーツと重たいものも多く、重たい荷物をもって歩き回ることでふくらはぎまわりもすぐに疲れてしまうでしょう。冬の外回りも、いつもの仕事カバンに加え、アウターや防寒アイテムを身につけて歩き回ることで、肩まわりとふくらはぎに疲れが...ショッピングと同じ現象が起きていると言えます。

歩きながらできるヨガ的エクササイズで疲れを解消!

歩きながらすぐにできる疲れ目対策は、吸う呼吸にあわせて目をギューッとつぶること。冬の暖房で乾燥しやすいので、目を閉じたままギューッと目に力を入れ、息を吐きながらパッと力を抜いたときも、目は軽く閉じたままにしておきましょう。さらに、手のひらを5秒ほどこすり合わせて温め、温まった手のひらを目に当てる“手のひらアイマスク”も効果的です。

肩コリをほぐすには

肩コリをほぐしたい時は、肩まわりを伸ばすのではなく縮めるのがポイント。肩まわりの筋肉は、ただでさえ腕という重たい荷物をぶら下げているので、長いあいだ下方向に引っ張られている状態です。その伸び切った筋肉をストレッチで伸ばそうとすると、逆に疲れてしまうことも。肩まわりの筋肉を緩めるためには、肩をすくめて耳と肩を近づけます。その状態で首を軽く振ったり回したりして、最後に吐く息でストンと肩を落としましょう。寒さで肩が内巻きになりやすいので、肩をすくめた後に少し背中側に回すようにしてからストンと落とすと、肩が開き姿勢も整いやすくなるでしょう。

疲れた足をほぐすには

疲れた足をほぐすには、こまめに足首回しがオススメ。特に女性は、ロングブーツをはいていると足回りが固定されている状態なので、血流も悪くなり、むくみやすくなります。移動では積極的に階段を使うなど、マメに体を動かすことを意識しましょう。階段を1段上がるだけで、約0.1Kgカロリーを消費します。「今の階段で〇キロカロリー!」とカウントしながら、階段上がりを楽しむのも良いでしょう。

それでも疲れた時は無理せずひと休みしよう

やっぱり疲れた…そう感じた時は、椅子に座ってひと休みしたり、カフェに入って温かいドリンクでひと息つきましょう。お休みするときのポイントは、いつもより深く呼吸すること。吸う息で体全体を膨らませるようにイメージしましょう。それだけでも寒さで固まった心も体もほぐれるでしょう。簡単ヨガエクササイズで疲れを吹き飛ばして、冬のお得なショッピングを満喫してくださいね!


Text by KANA ITO
2012年、全米ヨガアライアンス200時間を取得。新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、セミナー講師、ヨガインストラクター、ヨガワークライフコンサルタント、ヨガインストラクター向けキャリアアドバイスセミナー講師として独立。
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著者プロフィール

世界のヨガ情報を発信するニュースメディア。ボディメイクに役立つポーズや不調を解消するメソッドのほか、ファッション、ヘルシーフード、ヨガを愛する著名人へのインタビューなど、ビューティ&ヘルス系の最旬トピックスを配信します。

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