気配はS級評価!レイデオロの順位は…穴馬もランクインの有馬・調教BEST5
有馬記念 調教BEST5
第5位 ミッキーロケット
モタれる面も見せず併走馬を一蹴したミッキーロケット(右)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡5 (栗)音無秀孝
[好気配]マーフィー19日栗坂稍(1回)
50.8 - 37.4 - 24.7 - 12.5 G追先着
気配…A 動き…A 総合評価…90点
併走馬を一蹴し、力強いフットワーク。仕上がりに不安なし。
予定していたジャパンカップを回避しての一戦になるが、最終追い切りの坂路で4F50秒8の好時計をマーク。併走した僚馬をあっという間に突き放し、天皇賞(秋)の追い切り時よりも力強さが出てきた。アクシデントの影響は感じさせず、むしろ上昇ムードで本番に臨めそう。
マーフィー騎手「ビデオを見て一生懸命に走る馬だと感じたが、そのイメージのままだった。聞いていたモタれる面もなかった」
パドックここをCHECK→外目をグイグイと活気良く周回していた宝塚記念制覇時が理想。馬体のハリ・ツヤも含め、前走時よりもそこに近付けているかがポイント。
第4位 ミッキースワロー
本番でも騎乗する横山典Jを背に追い切られたミッキースワロー(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡4 (美)菊沢隆徳
[好気配]横山典19日南W良
(6)84.0 - 68.3 - 53.4 - 39.7 - 13.2 (7)直追先着
気配…A 動き…A 総合評価…92点
意欲的な内容で追われてからの伸び◎。一叩きされて上向き。
いつも通りウッドコースでの最終追い切りだが、先行する僚馬を2秒近く追走する形。これを外から並びかけると、鞍上の仕掛けに機敏な反応を見せ、一瞬で置き去りにしてみせた。前走のジャパンカップ時よりも全体的に素軽さが出て、上積みはかなりと見て良いだろう。
菊沢師「“追走してラスト1Fで並び外から抜いてくれ”の指示通り先着。反応が良かったし前走より着実に良化中」
パドックここをCHECK→いつもゴツゴツした歩き方をする馬だが、好走時は後肢の捌きがいくらかスムーズ。馬体重は前走くらいで問題ないが、もう少し馬体に締りが欲しいところ。