ヘッドスピード別試打 ミズノGXドライバー  ほんとに飛ぶの?弾道の高さに注目!

ミズノ「GX ドライバー」は、ことし3月に発売された飛距離性能を追求したドライバー。発売直後には「JPX」シリーズに替わる新ブランドとして話題を集めましたが、実際の飛距離にどのような違いが出るのでしょうか!? ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価してもらいました。

(1)HS40m/s未満の女子プロ 西川みさと (2)HS40m/s台のクラブフィッター 筒康博 (3)HS50m/s以上のYou Tuber 万振りマン??

3人の試打を比較掲載する企画【三者三様】の中から…今回も、美しいスイングを武器に女子ツアーで人気を集めた技巧派プロ“西川みさと”編をピックアップいたしました。

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HS40未満・西川みさと「球が上がりやすい」

カチーンという弾きが強めの音とともに、ほど良くやわらかい打感で、気持ち良く飛ばせるドライバーといった印象です。

打感は、以前のミズノのアベレージ向けモデル(「JPX」を含む)とほとんど同じ感じ。まさにやさしいクラブといった印象です。

ただ、ややスピン量が多いかな…という感想を持ちました。少し吹けやすい…と思ってしまうほど。実際トラックマンで計測した数値は、それほど多くは出なかった(むしろスピン量は少なめ)。なので、「なぜかな?」という疑問は残りました。

ですが、とにかくボールが上がりやすいということは間違いありません。非力な女性ゴルファーでも、十分な高さで飛距離を稼ぐことができると思います。

見た目は、黒で統一したシックなカラーリングが、ひと昔前のミズノの代表的モデルといった印象です。クラシック感があり、シンプルなルックス。これまでミズノを長年愛用していた人はもちろん、シンプルなデザインを好む若い人にも好感が持てる気がします。「ミズノの渋いドライバーが帰ってきた」といったところでしょうか…(笑)。

※使用スペック/ロフト角:10.5度、フレックス:SR(MFUSION D カーボン) 【(株)ゴルフダイジェスト・オンライン】

■西川みさと(41)
HS40未満の技巧派プロ。1988年「日本女子学生選手権」優勝。2002年にプロ転向後、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。身長159cm。
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