長谷部「共通意識を持つことが大事」 親善試合 ベルギー戦前日コメント
川島永嗣(メス/フランス)
「結果を求めてやっていきたい」と語った川島 【宇都宮徹壱】
(ベルギーを相手に)4年前に対戦したときは勝つことができましたが、ベルギーの選手もそれから大きな経験を積んできたと思うので、難しいゲームになるのは間違いないと思います。ただブラジル相手にああいう形(1−3)で負けているし、自分たちも結果を追い求めてやりたいです。
(ポイントになるのは)自分たちがどれだけチャレンジするかだと思います。消極的にいってしまうと、相手のほうがレベルが高いので難しい。いなされそうな時でも、どれだけ食らいついていけるか。ひとりかわされても、次がすぐに出ていくとか、そういうアグレッシブさを出せれば、相手も(集中力が)落ちる時間帯があると思います。
昌子源(鹿島アントラーズ)
昌子は「相手は当たり前のことをハイレベルでやってくる」と気を引き締めた 【宇都宮徹壱】
(ミーティングは長くやっている?)いつも通りです。特に変わったこともありません。ミーティング(の内容)は、毎回細かいところです。文句を言うわけではなく、当たり前のことを言っています。たとえば(ベルギーの)要注意人物、(ロメル・)ルカクや(エデン・)アザールなど、そういう選手のことをこと細かく、いかに警戒しなければいけない相手かということを間接的に伝えてくる。
アザールはドリブルがすごいとか、ルカクはパワーがあってポストプレーができるとか、誰でも分かることで、「言われなくても分かります」と言いたくなるけれど、それくらい「注意しなければいけない選手だよ」ということを、(監督は)特に僕らディフェンス陣に伝えたいんだと思います。僕らは(相手の)前めの選手のことをしっかり頭に入れないといけないし、当たり前のことをハイレベルでやってくるから言っているんだろうなと思う。そういうのはいつも通りですが、頭に入りますし、耳にも残ります。
原口元気(ヘルタ/ドイツ)
原口はベルギー戦について「試合中のコミュニケーションがポイント」とコメント 【宇都宮徹壱】
試合中にコミュニケーションを取ることがポイントだと思います。次の相手(ベルギー)はシステムが(ブラジルとは)違うし、3バックの相手とはあまりやったことがないので、どのタイミングでハメにいくのかが大事。そこは考えながら準備してきたつもりですし、明日はそれをしっかり表現できればいいと思います。
(ブラジル戦後)かなり長いディスカッションを監督を含めてやってきましたし、僕らとしてはこうしたいということも伝えました。
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
僕のところ(前線)でしっかり勝てればチャンスは増えると思います。まずFWが考えることは、ゴールに向かっていく迫力が大事だと思っています。僕がしっかり戦うことができれば、チームもいい戦いができると思うし、勝利に近づくこともできると思います。
(海外組をまじえての試合は年内最後になるが)これで終わりではなく、ここからワールドカップに向けてという感じなので、次につながる試合にしたいです。しっかりと、みんながポジティブに前を向けるように頑張っていきたいです。