最先端技術でアスリートの足元を支援! 「adidas footwear lab」がオープン

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今回の施設開設について説明するアディダスジャパン副社長でマーケティング事業本部長のトーマス・サイラー氏 【スポーツナビDo】

 マルチスポーツブランド「アディダス ジャパン」の国内史上初となるフットウェア開発施設「adidas footwear lab(アディダス フットウェア ラボ)」が兵庫県神戸市にオープン。4日に行われたセレモニーでは、陸上女子の福士加代子(ワコール)、ラグビーの山下楽平(神戸製鋼)が参加した。またそれに先立つ2日には、東京・アディダスジャパン本社で記者説明会が行われた。

「adizero」生みの親・大森敏明氏がディレクターとして監修

記者説明会に参加した(左から)陸上女子の一山、サッカーの岩崎、ラグビーの松井 【スポーツナビDo】

「adidas footwear lab」では、アスリート向けのフットウェアのカスタマイズサポート、グローバルで展開する定番商品の開発サポート、国内の店舗スタッフへのセミナーなど、フットウェア作りから販売まで、専門的な知識と人的リソースが集結する施設となる。施設内には世界最先端レベルの計測、テスト機器、さらにハイスペックの製靴機器を備えている。

 またアディダスジャパンが開発した「adizero」の生みの親でもある大森敏明氏がディレクターとして監修。靴職人の匠の技とともに、アスリート向けシューズのカスタマイズサポートをすることで、選手の願いをかなえていく。

 施設内にあるオムニチャネルルームはショールームになっており、ここに展示されている商品をオンラインショップで購入することができる。

2020年東京五輪に向けて若手選手の活躍もサポート

それぞれがシューズへのこだわりを語った 【スポーツナビDo】

 今回の記者発表会には、東京五輪でも活躍が期待される陸上女子の一山麻緒(ワコール)、サッカーの岩崎悠人(京都サンガ)、ラグビーの松井千士(サントリーサンゴリアス)が参加。それぞれがシューズへのこだわりを話した。

 松井は「ラグビーは上下だけのスポーツじゃなく、横にも動きますし、すごく激しいスポーツなので、柔らかさやフィット感にこだわって選んでいます。この最先端の技術のあるラボで自分のシューズが作れるのが楽しみ」と話すと、岩崎も「(シューズは)アッパーのフィット感を重視しています。ピッタリだとスピードやボールコントロールがスムーズにいく感じで、しっくり来るとボールタッチがうまくいって、ステップもうまく踏めるのでこだわっています。ホームタウンが京都なので、素晴らしい施設が関西にできるということで驚いています」と語った。

 今回の施設は3年後に迫った2020年東京五輪に向けて、アスリートの足元を支援することも目的となっている。今回の記者会見に参加した3人も東京五輪有望選手ということで「ラグビーは19年ラグビーW杯日本大会があるので、まずはそこで日本代表に入り活躍したいです。それから2020年の東京五輪で日本代表として、このラボで作られたアディダスのシューズで活躍できるように頑張りたい」(松井)、「2020年は日本がすごく盛り上がる年だと思います。日本代表としてもしっかり活躍できるように頑張っていきたい」(岩崎)、「陸上ではトラック種目とマラソンがありますが、福士先輩と一緒に、東京五輪のマラソンに出場したいです」(一山)とそれぞれ意気込みを語った。
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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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