今野泰幸「ちょっと戸惑ってしまった」 国際親善試合 シリア戦後の選手コメント
原口元気(ヘルタ/ドイツ)
「決められる選手が日本代表の選手だと思う。次はああいうチャンスがあれば、必ず決めていきたい」と決意を示した原口 【写真:アフロスポーツ】
よくなかったですね。守備もはまらなかったですし、攻撃の形もうまく作れなかったので、改善しなければいけないです。
(攻撃にいい形でいくためにも守備が必要だが)3つのブロックゾーンがありますが、それは話し合いながらやろうということで、最初は前からいこうと思っていました。何回か(日本の守備を)はがされてしまったので、いきどころがうまく決まらなかったな、というのは1つ守備がうまくいかなかったポイントだと思います。もちろん見に来てくれた人に対してはあまりいい試合を見せられなかったので申し訳ないですけれど、いい意味で捉えれば予選じゃなくて良かったとは思います。
(守備でボールを奪う位置が低かったが)もちろんそうなのですが、決めていればいいわけで。僕自身チャンスがあって、自分のクオリティーが足りないから0−0で進んで流れが悪くなってしまった。日本代表として出ている以上は、ああいうシュートは決めなければいけないと思うし、決められる選手が日本代表の選手だと思う。次はああいうチャンスがあれば、必ず決めていきたいと思います。
乾貴士(エイバル/スペイン)
途中出場で存在感を示した乾は「楽しくはできました」とコメント 【写真:アフロスポーツ】
誰が出ても同じような感じになっていたと思いますが、前半は難しかったと思います。外から見ていてもパターンがないというか、形がないというか、個々でやってしまっている感じでした。もう少しコンビネーションを出すようにやれれば良かったですけれど、後半(相手が)疲れてきてからはできるようになった。それを前半から出せれば一番いいですけれど、まだまだ練習ができていない、合わせられていないというのはあると思います。
(持ち味を出せた?)そうですね、楽しくはできました。ただ、勝ちにはつながらなかったのは反省点ですし、結果を出さないと意味がないので結果にこだわっていきたい。でも、親善試合なのでここで反省できるというのはいいことですし、次のイラク戦が一番大事なので、反省してそこでいい結果を出すのが一番です。
(監督に)どんどん裏を狙えと言われました。ただ、裏ばかり狙っていてもキツいかなと思ったので、慌ただしい時間帯が続く中でミスが増えていたので、ちょっと落ち着かせるところは落ち着かせながらやらないといけないと思っていました。落ち着くというのは遅くするということではないので、落ち着きながら判断を早くして、いいところを出していかないといけない。難しいけれど、やっていかないといけないです。
(久々の代表戦だったが)特にないですね。自由に楽しくやろうと思っていましたし、秋とセレッソ(大阪)以来だったのですごくうれしかったです。真司とやるのもすごく楽しみにしていたので残念でしたけれど、秋や他にもいろいろな選手とやれて楽しかったです。
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
よくない点がたくさんありましたが、あまりネガティブには捉えていないです。(守備に関しては)どの選手も自分のチームのやり方に慣れているので、そこをすり合わせていかなければいけないのが代表チーム。今日もそこでのズレはもちろんありましたし、オフサイドをかけるのかかけないのか、いつ前に出るのか出ないのか、僕の中では(コンビを組んだ昌子が所属する)鹿島はこんな感じなんだろうなとイメージはできたので、あとはお互いに話し合ってすり合わせていきたいです。
次に誰が出るか分からないですけれど、また(昌子)源と組む時はさらにいいものを作り上げられるようにしたいです。そのための今日の試合でもあるので、いいところももちろんあったし、変えなければいけないところも沢山あったし、そういうのが浮き彫りになっただけでも良かったのではないかと思います。
(テヘランでテロがあったが)サッカーに集中できれば、それがベストです。
久保裕也(ヘント/ベルギー)
あまりうまくいっていなかったと思います。(コンディションがよくなかった?)そんな感じはあまりなかったです。うまく試合に入れていなかったと思います。
(右サイドでの酒井宏樹との連係があまりうまくいかなかった?)宏樹さんだけではなくて、全体的にうまくいかなかった。しっかり次に向けて、うまくやっていけるようにしたいです。(次の試合までに修正するポイントは)1試合で変わることもできるし、もっとよくできると思うので、今日のことはしっかり切り替えて次に向かいたいです。
監督の指示は前にいけというもので、そういう部分で合わないところもありましたが、僕が出ていた前半は特にチームとしてうまくいっていなかったと思います。