「良いエモーションとモチベーションで臨みたい」

　何人かの選手が出場できない。サスペンド（累積警告）で１人出場できず、けがなどで５人の選手が微妙な状況だ。しかしこれもサッカーの一部であり、（現状のメンバーで）いかにこの試合に勝利するかを考えたい。ポジティブに試合に臨み、ベストを尽くしたい。（１６年９月の日本戦で２ゴールを決めた）アハメド・ハリルもけが持ちだが、試合に出すかどうかは前日練習の状況を見て判断したい。

（日本もけが人やコンディションがよくない選手がいるが）日本はアジア有数の強豪国であり、対戦相手は常にタフな試合を強いられることになる。またフィジカルでもメンタルでもファイティングスピリッツでも優れており、非常に規律がありハードワークもできる。テクニックもタクティクスもあるし、１３人の選手が欧州でプレーしている。ただし日本とは何度か対戦していい勝負をしており、今回もそうなることを期待している。

　ご存じのとおり、サッカーは何が起こるか分からない。だからすべてのことを想定して準備しなければならない。われわれにはポジティブなこととネガティブなことがあるが、ポジティブに状況を捉えて良いエモーションとモチベーションで臨みたい。われわれには１９９０年大会以来の（Ｗ杯）予選突破のチャンスがあり、それゆえにモチベーションもある。今回はホームゲームでもあるので、明日はベストゲームにしたい。