【ノア】拳王まさかの裏切り GHCタッグ剥奪で杉浦と結託 丸藤は谷口に共闘を呼びかけ“でくのぼう”再生へ
丸藤が谷口に「オレとテッペン目指してみるか」
丸藤はいまだブレイクしきれていない谷口をリングに上げ「オレとテッペン目指してみるか」と共闘を呼びかけ 【写真:SHUHEI YOKOTA】
丸藤はエプロンへのDDT、逆水平チョップ、エプロンでのパイルドライバーなどのエグイ攻めを見せると、さらに虎王、トラースキック連発からのポールシフト式エメラルドフロウジョンでフィニッシュ。まだ余裕を見せつけながらも、「いつ負けてもおかしくない。ヘビー級に転向した直後で、まだまだ成長が期待できる」と、小峠の更なる飛躍に期待を寄せた。
【写真:SHUHEI YOKOTA】
かつてはKENTAも鉄仮面へと大変身をプロデュースしながらも、芽を出せなかった未完の大器に、「ポテンシャルの高さを出しきれないもどかしさ」を感じつつ、「1ミリでもアイツに期待するなら、オレたちを見とけ」と、新生ノアと共に、谷口も生まれ変わらせると予告した。
最後の前哨戦で潮崎組が中嶋組に勝利
【写真:SHUHEI YOKOTA】
25分を超える激闘に火を点けたのは中嶋。5分過ぎ、コーナーに控える潮崎に襲い掛かり、場外戦を仕掛けると、潮崎も即座にお返し。南側客席通路へ連れ出し、エルボーを打ち込むと、中嶋もキックで反撃し、潮崎の顔面を壁に打ち付ける。
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一方、大原も負けじと熊野にジョン・ウー、ケブラドーラコンヒーロ、ムイビエンを仕掛けるも、これはニアロープ。ピンチを切り抜けた熊野はフィンランド式フォアアームをブロックし、アルゼンチンバックブリーカー、ベアハッグからのMNで3カウントをもぎ取った。
一方的に攻め込まれながらの大逆転劇に、熊野は「ボコボコにやられた。でも最後に立ってるのはこのオレ、熊野準だ」と、ベルト奪取宣言。パートナーの潮崎も「最後の前哨戦で勝利をありがとう」と、熊野の成長ぶりに目を細めた。
一方、敗れた中嶋は「横浜ではオレたちが勝つ。なぜなら、オレたちは止まらねぇ!」と、大原と共に必勝を誓った。
石森&Hi69組がジュニアタッグ防衛に自信
【写真:SHUHEI YOKOTA】
石森&Hi69組は2.18博多でHAYATA&YO−HEY組との王座決定戦を制し、王座を獲得。だが、そこに噛み付いてきたのが、原田&タダスケの元大阪プロレスコンビだった。
石森は鍛え上げられたマッチョボディーを迷彩柄のコスチュームに包み、タダスケのパワーファイトに負けない瞬発力を披露。タダスケのパワーボム、急所蹴りを食らいながらも、串刺しニーからの450°スプラッシュで完勝し、「横浜でも結果は同じ。オレたちXXがノアを変える。全部を変える」と初防衛を約束した。
一方、Hi69は徹底したヒザ攻めで原田を苦しめ、ニーアッパーをキャッチしてドラゴンスクリューを繰り出すなどのひらめきも見せるが、原田がローリングジャーマン、ニーアッパーからの片山ジャーマンでフィニッシュ。苦しみながらもキッチリと勝利をつかんだ原田は「足の一本ぐらいくれてやる」と、横浜ではなりふり構わず王座奪取へ動くと宣言した。