やのあんな涙!?「もう泣いちゃいそう」 行くぞ!名古屋ウィメンズマラソン(2)

スポーツナビDo

最後まですごく楽しく走ることができました!

【スポーツナビDo】

 1周1.2kmのコースを、上記した通りの距離、ペースで走っていきます。1周目はまだまだ余裕があるのか、笑顔いっぱいに走り抜けていったあんなちゃん。でも、2周目、3周目と距離を踏むにつれてその表情は真剣そのもの。うん、“ランナーの顔”です。

あんなちゃん、もう立派な“ランナー”の顔です 【スポーツナビDo】

最後は笑顔のハイタッチでゴール! 【スポーツナビDo】

 そして迎えたラスト4周目、最後の100mは全力疾走! 最後の力を振り絞り、一緒に走ったランナー仲間やペーサーたちとハイタッチでゴールラインを駆け抜けました。走り終えたあんなちゃんを見てみると……この日一番の笑顔です!
「最初は黒板に書かれたメニューを見ても意味が分からなかったし、大勢の人と一緒に練習をするのは初めてだったので、ついていけるか不安でした。でもペーサーの方が声を掛けて励ましてくれるし、ホントに褒め上手なんですよ(笑)。だから、最後まですごく楽しく走ることができました!」

 また、距離とペースを変えながら走るという初めての練習方法に関しても、あんなちゃんにとって大きな発見があったようです。

「ゆっくり走るよりも、ある程度速く走ったほうがリズミカルに走れて楽しいなと思ったり、ペースを変えて調整しながら走るということはすごく勉強になりました」

フルマラソン完走は計画性が大事!

頼れるコーチ、MIDORI先生(右)からアドバイス 【スポーツナビDo】

 NRCの拠点の1つ「NIKE+ RUN CLUB OMOTESANDO」に戻った後は、ナイキ特製ドリンクやフルーツを摂ってしばしの休憩。その後、せっかくなのでMIDORIコーチにアドバイスを伺いました。

フルマラソン完走のイメージトレーニングはもうバッチリ!? 【スポーツナビDo】

 これから来年3月の本番まで段階的に走る距離を伸ばしていくこと、自分で計画・目標を立てていくことが大事、という練習メニューのアドバイスのほか、あんなちゃんが気にしていた右すねの痛みのことをぶつけてみると……「それはランニングフォームに問題があるのではなく、体幹を強く意識することで痛みは解消されます」とMIDORIコーチ。解決への答えが明確に分かったことで、あんなちゃんの表情もさらに明るくなりました。

「今日の練習やMIDORIコーチからアドバイスをいただいて、マラソンを完走するには計画性がすごく大事なんだと分かりました。でも、私、計画性ゼロのタイプなんです……。だから、もう本当にガチで!計画性を身につけていきたいです」

 そう力強く宣言したあんなちゃん。ちょうどこの日は名古屋ウィメンズマラソンまで残り100日。「完走したら、絶対に泣いちゃいますよ(笑)」というMIDORIコーチの話に、「もう今から泣いちゃいそう……すでに鼻の奥がツーンとしてますもん」。すでに、完走へのイメージトレーニングはバッチリですね!

やのあんな 2カ月目の練習スケジュール

<5週目>
火曜 5km ゆっくり
日曜10km ゆっくり

<6週目>
定期的なランに慣れてきたら、週2〜3回にしていきましょう。
距離やトレーニングの質も少しずつ上げていきます。
火曜 5km ゆっくり
木曜 6km 7分30秒-8分/kmペース
日曜10km 7分45秒/kmペース

<7週目>
火曜 5km ゆっくり
木曜 6km 7分45秒/kmペース
日曜12km〜15km 7分45秒/kmペース

<8週目>
火曜 5km ゆっくり
木曜 8km ゆっくり
日曜10km 7分30秒/kmペース

(取材・文:)

プロフィール

やのあんな
1991年10月31日生まれ、神奈川県出身。
原宿でのスカウトをきっかけに読者モデルとして活動を始める。『mer』『Soup.』等の雑誌に出演しながら、2013年8月にkz(livetune)プロデュース楽曲「Shape My Story」でアーティストデビュー。2015年3月に「カワエロ」をキーワードに魅せた自身初の写真集を発売。2015年10月にkzとの新生ライブユニット「livetune+」を結成、2016年5月11日に1st EP『Sweet Clapper』をリリース。
(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

2/2ページ

著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント