年末年始で読破したい“読み物系”ランニング本 ハウツーだけじゃない! 名作・話題作5選

三河賢文

【Getty Images】

 いよいよ2016年も終わりが近づいています。すでに年明け後のレースに照準を合わせ、トレーニングに取り組んでいるランナーは多いでしょう。箱根駅伝やニューイヤー駅伝などを楽しみに、年末年始の支度を整えている方もいるかもしれません。

 いつも仕事などで多忙な方も、ちょっとゆっくりした時間が取れるのでは? そこで今回は、年末年始に是非とも読んでいただきたいランニング本を5冊ご紹介します。取り上げるのはいわゆる“ハウツー本”ではなく、小説をはじめとした読み物。気になった本があれば、ぜひ書店で探してみてください。

1)老舗足袋業者がランニングシューズに挑む!『陸王』

【三河賢文】

 今やショップに足を運ぶと、選び切れないほどの種類があるランニングシューズ。そこに、老舗足袋業者が“これまでにないシューズ”で勝負に出ます。足袋型シューズ『MUTEKI』をモデルとした小説です。

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著者プロフィール

中学生の頃から陸上競技を始め、大学では十種競技選手として活動。引退後、約7年のブランクを経て2011年6月よりランニングを開始。同年にハーフマラソン、フルマラソン、翌年には100kmのウルトラマラソンやトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)も完走。沖縄本島1周マラソンなどを始め、今では“超長距離”レースにも数多く出場している。また“トウモロコシ”や“アザラシ帽子“をトレードマークに、仮装マラソンも楽しむ。ランニングブログも不定期更新中。趣味と過去の経験を活かし、現在は東京都葛飾区内にある中学校の陸上部にて、外部コーチとして指導も行っている

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