競馬記者に聞く『タイムに驚いたレース』 名馬続々!衝撃レコードから極遅決着まで

競馬専門紙「優馬」

『たった2戦で夜も眠れず』 今なお記憶に新しいクロフネの衝撃

初ダートの武蔵野Sを信じられないタイムで優勝したクロフネ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

2001年 武蔵野S(東京ダ1600m)
1.33.3 クロフネ 
2001年 JCダート(東京ダ2100m)
2.05.9 クロフネ 

那谷TM

武蔵野Sでマークした1.33.3という勝ち時計からJCダートでのレコード更新は必至だと思われましたが、案の定、2.05.9で圧勝。2100mというレース数の少ない条件という事もあってレース直後はピンと来なかったんですが、最初の100mの7秒4を引くと2000m換算では1.58.5。現在のJRAのダート2000mのレコードが2.01.0で、その差はなんと2秒5。今後更新される可能性はあるのかな?と疑いたくなる衝撃的な勝ち時計です。

吉田TM
やはり、たった2戦のダートでいずれもJRAレコードの偉業はどんな名馬でもそう簡単にできないと思います。平場戦でも結果を出すのは難しいのに、それが重賞レースなら尚更です。

伊利TM
今後も破られる事はないであろう不滅の大記録。

吉田TM
クロフネの武蔵野Sは当時のコースレコードで内容とともに圧巻だった。

加茂TM
武蔵野Sのクロフネがマークした1.33.3。

武井TM(関東本紙)
クロフネの武蔵野S。

まだまだあります! TMが語る衝撃のレース

佐藤直TM
1984年 毎日王冠(東京芝1800m)
1.47.5 カツラギエース

ミスターシービーが2着に負けたけど、上がり3F33秒7をマーク。

大江原TM
1983年 OP特別(中山ダ1800m)
1.48.5 キヨヒダカ

中山のダート1800mでキヨヒダカがマークした1.48.5のタイム。芝1800mでも48秒台が出れば優秀な方だったと記憶しているが…。

桜井TM
1996年 新馬戦(函館芝1800m)
2.01.6 メジロブライト

時計の遅さに衝撃を受けた。

菅TM
2000年 比叡S(京都芝2400m)
2.22.6 サンエムエックス

担当していたということもあるが、時計を見て唖然。

デスク
1987年 京王杯AH(中山芝1600m)
1.32.2 ダイナアクトレス

後続をぶっちぎり、JRAレコードの1.32.2で勝った一戦。当時は世界レコードとも言われたが、競馬は時計ではないことをわかっていても、世界との差が詰まったような感を受けた。こんな快速馬の子や孫から、ステージチャンプやスクリーンヒーローというステイヤーが出てきたのも、競馬の面白いところだ。

宮崎TM(競友)
2016年 名古屋城S(中京芝2200m)
2.09.9 グリュイエール

どういう条件か一瞬分からなくなるくらいの時計だった。

清野(編集)
1999年 北九州短距離S(小倉芝1200m)
1.06.5 アグネスワールド

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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