あなたの「足腰力」は大丈夫!? PART2 運動効果を高める「正しい姿勢と歩行フォーム」

茂田浩司

【Getty Images】

1日に30分間も歩いていない人は慢性的な運動不足

 あなたは今日、トータルで何分間歩きましたか?

 自宅と会社は駅近、移動は車、仕事はデスクワークという人は、トータルで30分も歩いていないのではないでしょうか。

「1日に30分間も歩いていない人は慢性的な運動不足です。かなり『足腰力』が落ちていると思いますよ」

 そう指摘するのは、元東京警察病院リハビリテーション室長、現メディカルクロッシングオフィス代表の野呂田秀夫氏(理学療法士、柔道整復師)である。

「足腰力」とは「シャキシャキと軽快かつパワフルに歩き回ることの出来る足腰の力」のことで、野呂田氏がリハビリテーション指導や高齢者向けのセミナーで使ってきた言葉。70代、80代になっても背筋が伸びて若々しい人と、年々腰が曲がり老け込んでしまう人の違いは「足腰力」の差なのだという。

「足腰力を鍛えて、生涯介護いらずの高齢者になりましょう」と呼び掛けてきた野呂田氏が最近気になるのが「30代、40代の足腰力の低下」。

 しかし、仕事が忙しくてジムに行く時間も、余力もない。お金も掛かるし……。

 そんな悩みを抱える人に朗報です。野呂田氏に「足腰力」をアップさせる手軽な方法を教えていただきました。

 好評につき「足腰力」シリーズの第二弾をお送りします。

1/2ページ

著者プロフィール

情報誌の編集ライターを経て96年からフリー。99〜02年『ゴング格闘技』編集ライター。現在はプロレス・格闘技、お笑い、教育、健康、テレビ、政治など幅広く取材。「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」(企画・編集)、「終わりのない歌」(構成)等。「水道橋博士のメルマ旬報」連載中

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント