【ノア】潮崎が亡き三沢さんに捧げるGHC初防衛 ノア所属として復帰も杉浦の襲撃でダウン
KES返り討ちの「矢野丸藤」にみのるが挑戦表明
KESを返り討ちにしGHCタッグ初防衛に背憂いこうした「矢野丸藤」 【前島康人】
矢野丸藤とKESは、今年の4・21後楽園、5・4後楽園、5・28大阪と、この1か月半で3度も対戦し、王者組の2勝1敗。KESは大阪で敗れるまで実に10度の防衛に成功しており、この日もアーチャーがイスを振り下ろし、スミスがボディースラムを見舞うなど、息の合った連係で矢野に集中砲火。だが、矢野が同士打ちを誘い、連係攻撃を決めると、丸藤がアーチャーを場外へ落としてプランチャ。すかさず矢野が急所蹴りからスミスを逆さ押さえ込みでとらえ、3カウントを奪った。
みのる&飯塚組が「お宝を返してもらう」と次の挑戦者に名乗り 【前島康人】
V3王者組に邪道外道が再挑戦をアピール
3WAYマッチを制しGHCジュニアタッグを制した桃の青春タッグに邪道&外道が再挑戦をアピール 【前島康人】
「レェヴェルの違い」をアピールし、ノアと鈴木軍の抗争に割り込んできた邪道&外道は、さすが20年以上のキャリアと絆を存分にアピール。試合前のマイクではおしゃべりなTAKA&タイチに一言も発することを許さず、「黙ってコーナーで見とけ」と邪魔者扱いしてみせると、10分過ぎには、邪道がたぎってポーズを決めてから、クロスフェースオブJADOで小峠を捕獲。合体のスーパーパワーボムこそリバースされるも、今度は外道がレインメーカーポーズからレインメーカー式のナックル、外道クラッチ。誰もが3カウントを覚悟したが、タイチがレフェリーの足をを引っ張ってカウントを阻止。なおもリング上が混沌となる中、桃の青春タッグがTAKAへの合体キックから、原田の片山ジャーマン、小峠のキルスイッチとたたみかけて勝利を奪った。
防衛に成功した2人は、並んで三沢さんの遺影に一礼。邪道&外道が再度挑戦をアピールしていたことに対し、「3WAYで勝ちも負けもしないのが一番屈辱。やってやりますよ」と、2対2の決着戦を呼びかけると、小峠も「原田が言うなら間違いない」と、これに同調した。