ジュエラー戴冠でオークスのオッズも変動 未勝利戦ではブエナの弟が鮮烈デビュー!
忘れちゃいけない忘れな草賞 ロッテンマイヤー
良血馬ロッテンマイヤーが忘れな草賞を快勝(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
ロッテンマイヤー 牝 馬体重:470kg(+8)
騎手:川田 厩舎:(栗) 池添学
生産: ノーザンファーム
父:クロフネ
母:アーデルハイト(アグネスタキオン)
初勝利時の評価:★★★★ 4点〔1000万クラス〕
昨年は桜花賞除外のミッキークイーンが、ここからオークスを制覇。トライアル指定ではないが、重要なステップレースとなっている。ロッテンマイヤーは先手を取ってラスト4Fを12秒2-11秒1-10.9秒-11秒7。スローの瞬発力勝負でもしっかりと勝ち切ったのは評価できる。2、3着も実績のある馬で、メンバーレベルは決して低くはなかった。デビュー勝ち直後に挑んだクイーンCではメジャーエンブレムから0秒9離されたが、今回は当時より成長を感じるレース内容で、本番でも楽しめそう。
オークス 想定単勝オッズ
(↑)1番人気 ジュエラー 2.8倍
(↓)2番人気 メジャーエンブレム 4.2倍
(→)3番人気 シンハライト 4.8倍
(↓)4番人気 レッドアヴァンセ 12.5倍
(new)5番人気 ロッテンマイヤー 22.0倍
長所
コーナー4つのコースに難なく対応したセンスの良さ。今回はハナへ行ったが、折り合いを欠くような場面も全くなかった。急激なペース変化への対応も問題なし。ゴール前に急坂のない東京なら、さらに粘りが増すと考えられる。
短所
淡白に感じたデビューから2戦の競馬内容、クロフネ×アグネスタキオンという血統構成から、ダートでの爆発に期待してしまう。ただ、今回のレースぶりは前2戦の課題をクリアしつつあるようにも感じる。