ランガール550人の女子トレ会 名古屋目指し隅田川ロングラン!

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憧れのモデルといっしょに

NTCでウォーミングアップ 【スポーツナビDo】

   このイベントは文字通り、本番に向けてのロングラン=長距離を走るトレーニング。参加者は20キロ、もしくは10キロのコースいずれかを選び、1キロ5分半ペース、6分ペース、6分半ペースなど、自分のレベルに合ったグループで走る。

 また、単に走るだけじゃなく、ランニング前はナイキ トレーニング クラブ(NTC)のウォーミングアップメニューで体をほぐし、ランニング後はNRCコーチのMIDORIさんによるランニングクリニック、さらにスペシャルゲストによるトークショーが行われるなど、盛りだくさんの内容だ。

(左から)鈴木あやさん、三原勇希さん、izuさんも参加 【スポーツナビDo】

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 さて、今回のロングランコースは東京スカイツリーのふともをスタート/ゴールとし、隅田川沿いを往復するコース。この日は天気も良く、2月としては暑いくらいの気温だったものの、総じて走りやすいコンディションだった。そのせいなのか、ランガール憧れのスペシャルゲスト、モデルのizuさん、モデル・タレントの鈴木あやさん、モデル・タレントの三原勇希さんもいっしょに走るからなのか、ラン女子たちはスタートからノリノリ。レンズを向けると、いっぱいの笑顔で手を振ってくれる。うーん、みんなキラキラしてます。また、隅田川の流れを見ながらのランニングはとっても気持ち良さそう!

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みんなキラキラ笑顔! 【スポーツナビDo】

結城はゆるも参加……が、事件発生!?

無念の途中リタイアとなった結城はゆるさんでしたが、最後はこの笑顔で名古屋完走を誓いました! 【スポーツナビDo】

 で、実は今回のイベントには、名古屋ウィメンズマラソンで初のフルマラソンに挑戦する、好評連載中のスポナビ3人娘のひとり・結城はゆるちゃんも参加したのです。

 ここはぜひ走っている姿を写真に収めねば、と吾妻橋付近で待ち伏せていたものの、はゆるちゃんが参加しているはずの6分半グループの中にその姿がない。同じペースのグループは4つほどあるので、別のグループかなぁと気を長くして待っていても全然見つからない。

 あれ? 僕が見失っただけでもうゴールしちゃったのかな(いや、あれほどの美人をそう見逃すはずがない![反語])、と思いながら、ゴール地点や最初のスタジオに戻ってもやっぱりいない。そうこうするうちに「6分半のグループは全員ゴールしましたー」というスタッフさんの声……。

 いよいよ事件の匂いが漂い始めたそのとき、いた! 戻ってきました。

「すみませーん、遅くなりました〜……」

 その表情はだいぶ疲れていたので、理由を聞いてみると、なんと激しいヒザ痛に見舞われ、無念の途中リタイアだったという。

「14キロぐらいで、右ヒザと足の裏がすごく痛くなってしまって、特に階段の上り下りがつらくてみんなについていけなくなって……。ペーサーさんからストップがかかってしまいました。本当に悔しいです」

 この1週間前には初の30キロをクリアしており、フルマラソンへ向けて手応えを感じていたはずが、「疲労が溜まっていたのかも。体からそのサインが出たのかもしれないですね。すぐに病院で診てもらおうと思います」と、はゆるちゃん。これが本番1週間前とかじゃなくて本当に良かった。

仲間がたくさんできるのもランの大きな魅力

ゴールはみんなでハイタッチ! 【スポーツナビDo】

「やっぱり大勢の人といっしょに走るのは楽しいですし、みんながいるから頑張ろう!って思えます。あと1カ月で体調をしっかり整えて、名古屋は絶対に完走できるように頑張りたいと思います」

 そう気合を入れ直したはゆるちゃんに、このイベントでさっそくラン仲間ができた様子。その女性、ユキコさんに話を聞いてみた。

「去年の名古屋で初めてフルマラソンを完走しました。やっぱり女性だけで走るっていうのが最高に楽しいですし、香りが全然違いますよ(笑)。マラソンは本当につらかったんですけど、完走した後の達成感がすごかった。その後の1週間くらい、自分はなんでもできるような感じに思えたんですよ(笑)。それがまた味わいたくて今年も参加します。目標はサブ4.5です!」

 その後、しきりに話し込んだはゆるちゃんとユキコさんは、1カ月後の名古屋での再会を約束したのでした。走ることを通じ、こうして仲間ができるのもランニングの大きな魅力の1つですね。

たくさんの仲間ができるのもランニングの魅力です 【スポーツナビDo】

【スポーツナビDo】

アスリートの田中幸さんも「私自身ランニングで人生が変わった一人」と話す 【スポーツナビDo】

 ゲストランナーのizuさんもランニングをすることで「人見知りが直った」と言っていましたし、アスリートのゲストランナー・田中幸選手(社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会所属)もマラソンを通じてたくさんの友だちができるようになったと言います。名古屋ウィメンズに参加されるみなさんもぜひ、これを機会に素敵なラン仲間を見つけてください。きっと、ランニングがもっと楽しくなります!

izu、鈴木あや、三原勇希の目標

三原勇希さん 【スポーツナビDo】

 さて、全グループがゴールし、izuさん、鈴木あやさん、三原勇希さんも無事完走。3人とももちろん名古屋ウィメンズマラソンに参加する予定で、トークショーではそれぞれ次のように目標を語ってくれました。

鈴木あやさん 【スポーツナビDo】

三原勇希「今年は楽しむことはもちろん、昨年より成長した自分に出会えたらいいなって思います」

izuさん 【スポーツナビDo】

鈴木あや「目標は絶対に歩かないことと、笑顔でゴールすること。みなさん、仲良く頑張りましょう!」
izu「昨年は30キロの壁を目の当たりにしました。その反省を生かして、ペース配分をちゃんと決めて確実にゴールできるようにしたいです」

名古屋本番までコンディションを整えることを大事に

【スポーツナビDo】

 そして、ランニングクリニックではMIDORIコーチからこんなアドバイス。

「遅くとも本番の3週間前くらいまでには長い距離の練習を終えて、あとはコンディションを整えることを大事にしてください。休むことも練習の一環です。また、本番が近づくにつれて不安になったり、焦りが出てくるかもしれませんが、気持ちを整えることも大事です。そして、マラソンは大きな体験です。サラッとは走ってほしくありません。完走したらこれをしようとか、何か願掛けをするくらいの重さのイベントだと思いますので、大事に走ってもらえたらと思います」

名古屋ウィメンズでは最高の笑顔とランを! 【スポーツナビDo】

 名古屋ウィメンズに参加するランガールのみなさん、MIDORIコーチの言葉を胸に、風邪を引いたり体調を崩さないように本番に向けてしっかりコンディションを整え、当日は最高の笑顔でゴールできるように――スポーツナビDoも心より応援しています!

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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