【RIZIN】元大関・把瑠都が大晦日参戦「世界一強い格闘家を目指す」

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把瑠都、格闘家転身に自信「力があれば何でもできる」

ピーター・アーツや小路晃の力を借りて総合格闘技の練習をしている 【スポーツナビ】

――リングネームは本名となるか?

榊原実行委員長 これから本人と相談します。むちゃくちゃすごいリングネームを考えるかもしれないし、把瑠都でいくかもしれません。未来に向けたまさにデビューですから、新しい次の四股名になる名前を考えると思います。

――ドナタスさんから誘いを受けてから、実際に決断するまでは躊躇したか? それとも即答だったのか?

ホーヴェルソン その話(格闘技界への誘い)は1年前くらいからきていました。その1年間、私もいろいろな練習をやっていて、1カ月ぐらい前から、この大きなチャンスを聞いて、ここでやらなきゃいつやるんだという気持ちでした。

――現在の練習環境は?

ホーヴェルソン 小路晃さんから力を借りてずっと練習をしていて、これからエストニアに帰って大きな相手と練習をします。その後に日本に帰ってきて練習をします。

榊原実行委員長 アーツとも非常に仲が良いですし、いろいろな話を聞いています。もともと柔道がベースにあります。ですから格闘技に興味もあって、石井慧選手とも親交があります。相撲はけがのために引退しましたが、多分、本人の中でも燃え残るものがありますし、格闘技はいつデビューするということではなく、トレーニングをしていたのだと思います。ですからこのRIZINという舞台が、みなさんにご案内できたのが10月でしたが、噂はありましたので、そこに照準を合わせて、ある意味、運命的にタイミングよく、日本でスタートするということです。本人に話を聞いているのは、この後11月にアーツと打撃の練習を日本で行い、その前にエストニアに戻って、ドナタスらと体格の大きな選手としっかり練習をして戻ってくるということです。

 われわれとしては早く対戦相手を決めて、伝えてあげたいなと思っています。

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――パンチやキックの経験は?

ホーヴェルソン 結構いっぱいあります。日本の相撲界に入る前に、セキュリティ(用心棒)の仕事をしていたから、結構けんかはありました(笑)。

――左ひざのけがの状態は? 体を本格的に動かしたのは引退後いつ頃から?

ホーヴェルソン 引退してから体はずっと動かしていますので調子は良いです。ひざのけがについては、筋肉をつけないと痛みが出るので、たくさん下半身に力を入れて練習しています。

――過去に角界から格闘家に転身した選手は、大きな意味で成功した選手は少ないのですが、成功する自信はありますか?

ホーヴェルソン 力があれば何でもできます。

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