清水邦広「自分たちからの失点をなくす」 バレーW杯 イタリア戦後の選手コメント
石川祐希(中央大)
石川(右)は「イタリアのサーブが非常に良くて、自分たちが耐えられなかった」と敗因を述べた 【坂本清】
イタリアのサーブが非常に良くて、自分たちが耐えられなかったのが3セット目でした。1、2セットのように(サーブレシーブが)返っている時に取り切れていない状況も多々あったのでこういう結果になったと思います。切り替えて、やることは変えずに大阪ラウンドも頑張っていきたいです。
自分自身としてはレセプションが課題なので、そこをしっかり直せればと思っています。チームとしてもサーブとサーブレシーブさえしっかりしていれば、自分たちの流れでバレーボールができると思うので、そこを修正していきたいです。
米山裕太(東レ)
米山(18番)は「もっとラリーに持ち込めれば展開も違った」と悔しさをにじませた 【坂本清】
(相手のサーブについて)最後の(イバン・)ザイチェフは想像以上でした。(オスマニー・)ユアントレーナのサーブはある程度想像通り、何とか返せるサーブでしたけれど、ザイチェフのサーブは上に何とか上げるのが精いっぱいという感じでした。
日本もサーブ力が上がった分、連続得点を取れるチャンスが増えているし、点数が離れても3点ぐらいなら誰か1人サーブが走れば追いつける可能性はあると感じます。今日の試合では何本かブロックを止められましたが、もっとラリーをして相手が嫌がる展開に持ち込めればもうちょっと展開も違ったかなと。点差がつくと相手ももっと良いサーブを打ってくるようになるので、早いうちに対処できれば変わっていたと思います。
イタリアの攻撃に対してはクイックは前半だけ、セット3本ぐらいというデータがあったので、Bパスまで崩せば両サイドに上がる傾向があるから、サーブで攻めるという狙いでした。何本か惜しいのもありましたが、もう少し攻められれば良かったと思います。ジャンプサーブでのミスは仕方ないと思いますが、今日はフローターもミスが続いたのがちょっともったいなかったです。
今日は結果としては良くなかったですけれど、もう1回切り替えて。ここまで良い形で来ているし、修正する時間があるので、気持ちを切り替えて反省するところは反省して臨みたいと思います。