噂のローション大運動会に参戦 ヌルヌルでとことん馬鹿になれ!
赤・白・青・黄の4チーム、約150名が参加
受身の練習で安全対策も万全、しかしこの時点でみんなヌルヌルだ 【スポーツナビDo】
ケガ防止のため受け身の実演&練習もあり、さらに全員ヘルメットも着用なので、このあたりフザけてこそいるものの、しっかり安全対策がなされています。
【スポーツナビDo】
でも、誰もそんなこと構っちゃいないというか、むしろ派手にズッコケた方が「ローション大運動会」ではおいしいのです。滑って転んでナンボの世界。さらに色分けされる運動会効果で、知らない同士であっても早い段階からチーム内で仲間意識や一体感が芽生え、自然と自チームの奮闘に声を飛ばしてしまいます。ヌルヌルが結ぶ縁。
頑張るほどツルツルと滑ってローションまみれに 【スポーツナビDo】
ローション大相撲、大玉転がし、ビーチフラッグ
ローション大玉入れはしっちゃかめっちゃかの大混戦! 【スポーツナビDo】
そんな中、この日行われた競技で最も楽しく“運動会感”溢れていたのが、バブルサッカーで使われる巨大バルーンを使用したローション大玉入れ。これは20名ずつに分かれた2チームが、用意された3つのバルーンのうち2つを先に相手陣営へ入れた方が勝ちというものですが、いざ始まるやしっちゃかめっちゃか、その混戦ぶりたるや泥レス状態です。押したり引いたり、急いで向かってコケたり、グラウンドであれば泥まみれになるところを、そこは「ローション大運動会」ですからローションまみれです。
ローションビーチフラッグ 【スポーツナビDo】
この日は他にもビーチフラッグ、最後にリレーと行われ、大会は幕。終了後も会場はしばらく開放され、会場の端から端までヌルヌルを利用して滑走したり、ぬるぬる大相撲夏場所を独自に開催する人たちの姿が見られました。
最後はリレーで大盛り上がり 【スポーツナビDo】
ちなみに筆者がいた青チームが見事に優勝を飾った 【スポーツナビDo】
日本発の2大文化を体感!
大会が終わるころには大きな一体感が生まれていた、これもヌルヌルが結ぶ縁 【スポーツナビDo】
「馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる 本当の自分が見えてくる」
というのは猪木詩集の一節ですが、一緒にバカをやり、カッコ悪いところを見せ合った若い頃の仲間というのは、その後も長く縁が続いたりするもの。体裁やカッコつけを取っ払うローションは、そんなふうに人と人とを結びつける力があるのかもしれません。そして、見ず知らず同士でもすぐさま一体感を持たせる「運動会」の力にもあらためて感心したり。
そんな日本発の2大文化であるローションと運動会のよさを体感できる本イベント、「迷わずゆけよ、ゆけば分かるさ」とばかり、“百聞はひと滑りにしかず”で、まずは実体験してみることをオススメします。