「寺ヨガ」で極上時間を体験 ココロとカラダが穏やかに癒される
【池田園子】
基本的にヨガは女性の生徒が中心で、男性だと通えないスタジオもあります。でも、寺ヨガであれば、男女関係なく通えるのがうれしいですね。
「一息吸って〜、体の広がりを感じ〜」。Mari先生のレクチャーを元に、まずはポーズに入る前の準備をゆっくり行います。体側(体の側面)がじわじわと伸び、全身がポカポカしてくるのを感じます。冷え性で氷のように冷たくなりがちな手も、温かくなりました。
【池田園子】
「マイペース」がヨガのキーワード 無理は禁物
【池田園子】
【池田園子】
【池田園子】
「地域に根ざした存在でありたくて」寺ヨガを開講
【寺子屋ブッダ】
「なかなか知られていませんが、実はお寺にはいろいろな機能があります。檀家を相手に仕事をしているだけではないのです。常圓寺では落語会や朗読会、子ども会、花まつりなど、さまざまな催し物を行っています」
ご住職の願いは「地域の人たちにもお寺に立ち寄ってほしい」「お寺をもっと身近に感じてほしい」というもの。もともと自身がヨガに興味を持ち、奥さまも「ヨガをやってみたい」と話していたことから、寺子屋ブッダとの寺ヨガの取り組みがスタートしたといいます。これまでの約4年間で400人近くが参加し、常に新規の生徒が訪れるのだとか。
レッスンにもときどき参加し、学んだポーズを自宅で行うこともあるといいます。「歩くくらいしか運動はしていませんが、ヨガのポーズをとると『筋肉を使えているなぁ』と感じて気持ちがいいです」と語るご住職はとてもお元気そう。
春の青空の下で、ゆったりとした時間の流れを楽しめる寺ヨガ。常圓寺以外の都内のお寺でも開催されているので、一度参加してみてはいかがですか?
取材協力:寺子屋ブッダ(http://www.tera-buddha.net/)