おうちにあるもので具だくさん味噌汁 体が喜ぶ22時スープ(1)
味噌汁一品でも「一汁三菜」を意識
味噌汁の具としては、22時に食べても消化のよいもの、日持ちがする野菜、家で常備できる食材を中心に選びました。味噌汁一品でも「一汁三菜」(主食、汁物、おかず3品=主菜1品+副菜2品)を意識しています。
生命を維持する三大栄養素「炭水化物(糖質、食物繊維)」「タンパク質」「脂質」のうち、ジャガイモは脳と身体のガソリンとなる「糖質」を含むご飯の代わりとなります。消化もよく日持ちしますので、家に常備しておくといいですね。さらに、2日続けて飲むことも考慮し、今回は煮崩れしにくいメークインを使用しました。野菜は大きめに切って、よく噛んで食べていただくのがいいですね。
【村山彩】
野菜は日持ちのする人参と、乾物の切り干し大根をチョイス。人参は消化が良く、抗酸化作用のβカロテンも多く含んでいます。きのこ・海草類からは、手に入りやすい乾物のワカメを使用しました。これで「糖質」「タンパク質」「野菜」「きのこ・海草類」をクリアしたことになります。
事前の準備とひと手間でさらに美味しく
また、具材は同じでも、味噌の種類を変えるだけでも味にバリエーションが出ます。お好みで何種類か味噌を常備して、楽しんでいただくのもいいですね。忙しい時は味噌玉に茹で時間の短い食材を入れてもいいと思います。じゃがいもがない場合は、ご飯(冷凍でも)を一緒に食べてもいいですし、味噌汁に完全栄養食の卵を落とすのも手ですね。