フルマラソンで自己記録を出すポイント 上達のコツ直伝!シリーズ 第15回
【Getty Images】
元アスリートや現役アスリート、専門家などがさまざまな競技の上達のコツを伝授するシリーズ。第15回は西田ランニングくらぶのコーチで元世界陸上マラソン9位の西田隆維さん、元世界陸上競歩代表の吉澤永一さん、元世界ハーフ日本代表の大平美樹さんの3名が登場。“フルマラソンで自己記録を出すための方法”を伝授いただきました。
各地でさまざまなマラソン大会が開催されているこの季節。レースに出場するたびに“サブ○”とそれぞれの目標タイムを設定する方も多いと思いますが、なかなかクリアできないという声をよく聞きます。西田ランニングくらぶでは、この元日本代表の3名が、個々のランナーにあったアドバイスをしているとのこと。
今回は、西田さん、吉澤さん、大平さんがご自身のアスリート経験を踏まえ、フルマラソンで自己記録を出すポイントを教えてくれました。
各地でさまざまなマラソン大会が開催されているこの季節。レースに出場するたびに“サブ○”とそれぞれの目標タイムを設定する方も多いと思いますが、なかなかクリアできないという声をよく聞きます。西田ランニングくらぶでは、この元日本代表の3名が、個々のランナーにあったアドバイスをしているとのこと。
今回は、西田さん、吉澤さん、大平さんがご自身のアスリート経験を踏まえ、フルマラソンで自己記録を出すポイントを教えてくれました。
POINT(1)レース中に考えること
西田ランニングくらぶのコーチで元世界陸上マラソン9位の西田隆維さん 【(c) Athlete Career Support】
レース中にはどんなことを考えればいいのでしょうか? 3人のポイントは「できるだけ余計なことを考えずに無に近づける(西田)」「わざと集中せずに余計なことを考えて、集中力はレース後半に残しておく(吉澤)」「とにかくポジティブに考え、自分に暗示をかけて、できるだけ余裕を残して楽に走る(大平)」とそれぞれ違っていました。
日の丸を背負ったランナーでもレースでいろいろな方法を試していきながら、自分に合ったものを見つけています。それぞれのレーススタイル、性格などによって合う方法は異なりますので、みなさんも常に試しながら見つけていきましょう。
日の丸を背負ったランナーでもレースでいろいろな方法を試していきながら、自分に合ったものを見つけています。それぞれのレーススタイル、性格などによって合う方法は異なりますので、みなさんも常に試しながら見つけていきましょう。
POINT(2)いつもと同じものを食べる
レース前の食事は何を食べていいか、とても気になりますね。アスリートの3人は、一般ランナーが知らないものを特別に食べていそうですが、実は「いつもと同じものを食べる」「白米を少し多めにする」と特別なことをしないそうです。
逆に失敗談として、いつもと違うものを食べていたことで、レース中に「ウィンナーの味がして気になってしまった」といった人も。とにかく、いつも通りがベストということでした。
逆に失敗談として、いつもと違うものを食べていたことで、レース中に「ウィンナーの味がして気になってしまった」といった人も。とにかく、いつも通りがベストということでした。