ロボットがスイング指導!? 米発ゴルフの新トレンド ゴルフなう 第9回

北村収

ボールを“放り投げる”新感覚ゴルフ

「スティック」と呼ばる軽量カーボン素材のシャフト先端にゴルフボールを入れる 【北村収】

 試打スペースは最新クラブでボールを打つスペースだが、クラブと同じくらいの長さの棒を釣竿のように振っている方々と遭遇。何をしているのかと思えば、棒の先にゴルフボールを入れ、そのゴルフボールを遠くに飛ばしていた。一般のゴルフ場でボールを飛ばしながらラウンドするのだという。

ボールを遠くに放り投げるというシンプルなスポーツだが、意外に難しい 【北村収】

 その名も「Fling Golf」という新スポーツに筆者も挑戦してみたが、うまく遠くへ飛ばすことができず、ボールは地面に叩きつけられてゴルフでいうところのチョロ。こちらもゴルフ同様、簡単ではないようだ。

光るボールでナイターゴルフも安心!

インパクトのような衝撃がボールに加わると光る 【北村収】

 日本でも最近増えてきたナイターゴルフ。特に真夏のゴルフは涼しいので快適だ。とはいえ、一番の問題はボールが見つかりにくいこと。もちろん照明があるのだが、深いラフや林に入るとボールは探しづらい。
 そんな問題を解消してくれるのが「Night Flyer Golf」のゴルフボール。ショットするとボールがしばらく光っていてくれるので、まるで蛍のようにボールの方から場所を教えてくれる。これなら少々曲げて見つかりにくいところに飛んだとしても、ボール探しに困ることがないだろう。

着るだけでうまくなる練習器具

メジャーチャンピオンでもあるパドレイグ・ハリントンも推薦する「The Golf Swing Shirt」 【北村収】

 ゴルフを始めたけど、なかなか上達しないという人には、ぜひ一度試していただきたい商品に遭遇。「The Golf Swing Shirt」というもので、身に付けて練習するだけで理想的なスイングが可能になるという。
 筆者も実際に試してみたが、オーバースイングができないのでコンパクトなトップが身につくだけでなく、脇が開かず、フェースの自然なローテーションが身につきそう。ただし、これを身につけて練習場にいたら、周りから好奇の目で見られることは間違いないので要注意。

ロボットでゴルフがうまくなる!?

スイング指導をフォローしてくれる「ROBO GOLF PRO」 【北村収】

 最近流行りのロボットだが、ゴルフ業界にも存在した。その名は「ROBO GOLF PRO」。プロがレッスンするに当たってのスイング指導をフォローしてくれ、短期間での上達を実現するという。
 日本でもゴルフレッスンのハイテク化が進んでいる昨今。近い将来、ロボット指導が当たり前になる時代が来るのだろうか……。

2/2ページ

著者プロフィール

タイガー・ウッズがプロ入りした1996年にゴルフ雑誌アルバ(ALBA)編集部に配属。2000年アルバ(ALBA)編集チーフに就任。2003年ゴルフダイジェスト・オンラインに入社し、同年メディア部門のゼネラルマネージャーに就任。在職中に日本ゴルフトーナメント振興協会のメディア委員を務める。松山英樹が日本人初のマスターズ表彰台に立った2011年4月に独立。2011年6月に(株)ナインバリューズを起業。紙媒体、Web、ソーシャルメディア、さらにはEコマースの企画運営も行うゴルフ編集者兼ゴルフWebディレクターとして、ゴルフ関連の仕事に従事。ゴルフを気軽に家族で楽しめる環境を日本で実現していくのが夢。まずは自分自身、家族ゴルフを楽しんでいる

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント